現代人のストレスにはピラティス! 自律神経を整える驚きの理由とは?

コラム

皆さんは、多かれ少なかれ、なんらかのストレスを抱えながら過ごしているのではないでしょうか。現代社会では男性だけでなく女性だって「キャリアウーマン」として社会で活躍しています。職場の人間関係、職務の責任、そして忙しさ……ストレスが積み重なって、イライラしてしまうことも増えているかもしれません。恋人や家族に当たってしまったことはありませんか?職場の同僚に厳しい物言いをしてしまったことはありませんか?しばらくしてから、どうしてあんな言い方をしてしまったのだろう、どうしてあんなに苛立ってしまったのだろうと落ち込んでしまうことも……。そんな状況において、皆さんはどのようにストレスを解消していますか?実は、ストレス解消方法として、おすすめなのがピラティスなんです。リラックスといえばヨガじゃないの? と思うかもしれませんね。ピラティスには、自律神経を整え、ストレスにも改善効果があると言われているんです。

そこで今回は、自律神経を整えるのにピラティスがおすすめな理由について、皆さんに詳しくご説明させていただきます。

ストレス

この記事の目次
・ストレスは自律神経の乱れから
・自律神経を整えるにはピラティス
・ピラティスが自律神経を整えるのに最適な理由
・まとめ

ストレスは自律神経の乱れから

ストレスは自律神経の乱れにつながります。皆さんも、聞いたことがあるのではないでしょうか。そもそも、自律神経とはなんなのでしょうか? まずはストレスについて知るところからはじめましょう。

自律神経とは

人間の体内に張り巡らされた神経は、現代人にわかりやすい言い方だとネットワークみたいなもの。脳と各組織をつなげているんです。そのひとつが自律神経。内臓機能など、私たちの「生命活動の維持」に関わっています。呼吸するのも、胃腸が消化するのも、肝臓がアルコールを分解するのも、すべて自律神経の働きによるもの。ですが、この自律神経は、人間が自分の意志でコントロールできるものではありません。「たくさん食べたから胃酸をだして消化してもらおう」とか「アルコールをたくさん飲んだから肝臓に分解してもらおう」というわけにはいかないのです。自律神経を司るのは、人間の意志ではなく交感神経と副交感神経となります。
交感神経……人間が活動しているとき(つまり起きているとき)に活発になる神経
副交感神経……人間が活動していないとき(リラックスしているときや眠っているとき)に活発になる神経

交感神経と副交感神経の働きは、肉体的にも精神的にも大きな影響を及ぼします。

ストレスが自律神経の乱れに

自律神経の乱れ……とは、つまり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れること。交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、どちらか一方が強くなってしまうと、肉体的にさまざまな機能不全が発症し、精神的にも様々な不調がみられるようになります。バランスを崩す原因、それがストレスです。 これには現代人特有ともいえるいくつもの理由があげられます。例えば、人間関係の悩み、プロジェクトのプレッシャー、日勤と夜勤を繰り返しているような不規則な生活など……あげれば切りがありません。自律神経が乱れることによって肉体的には頭痛・肩こり・消化不良・めまい、さらには慢性的なだるさなどがみられるようになり、精神的には不安にさいなまれたり、イライラしてしまったりするようになります。原因不明の神経性胃炎、便秘・下痢を繰り返す過敏性腸症候群、呼吸異常を引き起こす過呼吸症候群なども、自律神経のバランスが乱れたことによって起こることがあるんです。

自律神経を整えるのはピラティス

ストレスによって肉体的にも精神的にも不安定になってしまったときは、まずは、気分転換してリフレッシュしたり、ゆっくりとお風呂にはいったり、しっかりと睡眠をとり身体や精神にしっかりと休養を与えることが大切です。休養をとってもなかなか改善しない……そんな時には身体を動かしてみることをおすすめします。リラックス効果があるエクササイズといえば、皆さんがまっさきに思いつくのが「ヨガ」ではないでしょうか。ここで、現代女性に人気があるヨガ・ピラティス、ふたつのエクササイズについて、ざっくり比較してみたいと思います。

ヨガ

古代インドの精神的な修行法のひとつとしてはじまったヨガは、体・心・魂、そして神を結びつけるために動きながら瞑想することを目的としています。「動く瞑想」であるヨガには「マインドフルネス効果」が高いことが知られています。最新では、瞑想などに特化したセミナーやレッスンもありますね。それだけ、「瞑想」により「マインドフルネス」の状態に身を置くことは、ストレス解消に効果が高いものなのかもしれません。また、ヨガの呼吸法は「腹式」呼吸となります。腹式呼吸で大きく、横隔膜を動かすことで、副交感神経が優位になり、よりリラックス効果が高くなると言われています。

ピラティス

ピラティスがはじまったのは1920年以降のこと。ピラティスの目的は、伸びやかな身体をつくることです。具体的には、背骨や関節が正しい位置で正しく機能するために、インナーマッスルを鍛えます。多くの肉体的な不調は、背骨が重力によって縮まったり、日ごろの生活習慣から姿勢が悪くなり、その影響で内臓機能や呼吸機能が悪化すると考えられているからです。また、ピラティスは、ヨガと違い「背骨」を重点的に動かしていくため、背骨に中に入っている神経や髄液を刺激し「自律神経」を整える効果も高いと言われています。

ピラティスが自律神経を整えるのに最適な理由

胸式呼吸は交感神経を活発にする

ピラティスでは、胸式呼吸をしながらレッスンを行います。胸式呼吸は交感神経を活発にすると言われています。反対に、腹式呼吸は副交感神経を活発にします。交感神経が活発になると、アドレナリンが出て前向きな気持ちになります。副交感神経が優位になり続けると、気分が沈みがちになります。鬱々とした気分の時には、交感神経を高めるエクササイズがおすすめ。だからストレスによるマイナスな気持ちにはピラティスがぴったりなんです。

インナーマッスルを鍛えてセロトニンを分泌

ピラティスレッスンを受けると、これまでにない爽快感やすっきり感を感じられる方も多いようです。ピラティスではインナーマッスルが鍛えられます。人間は筋トレを行うとセロトニンが分泌されます。セロトニンは、しあわせホルモンと言われ、緊張をほぐしたり、気分をすっきりさせたりしてくれます。ピラティスレッスン後の充実感には、セロトニンの分泌も関係しているのかもしれません。

インナーマッスルを鍛えてコンディションがよくなる

インナーマッスルを鍛えると、姿勢が改善されて呼吸がしっかりできるようになり、酸素を取り込める身体になります。呼吸が浅いと慢性的に酸欠の状態になり、不調やストレスの原因になることだってあるんです。インナーマッスルを鍛えて呼吸がしっかりとできる身体になれば、内臓機能も高まり、体の不調もよくなり、それだけでもストレスがなくなってしまうことでしょう。

まとめ

ストレスは肉体的・精神的にも悪影響を及ぼします。あなたが感じているその不調も、イライラも、もしかしたらストレスによるものかもしれません。そのままにして放置してしまうと様々な疾患に繋がりかねません。 ストレスにはピラティスがおすすめです。ピラティスは自律神経を整えるのにも最適。しかも、気になるウエストが引き締まったり、肩こり・腰痛がよくなったり、冷え性が改善されたりという効果も。皆さんは、ピラティスでもっと素敵になれるはず。まずは体験レッスンで、ピラティスのすっきりを実感してみましょう。

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