理学療法士がピラティスを学ぶべき6つの理由。学ぶ方法とは?

コラム

この記事では、理学療法士がピラティスを学ぶことによるメリットを5つご紹介します。また、ピラティスを学ぶ方法やピラティスの資格についても解説します。

  • 「理学療法士がピラティスを学ぶメリットってなに?」
  • 「ピラティスはどういうエクササイズなの?」
  • 「理学療法士の仕事に、ピラティスはどう役立つ?」

このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事では、理学療法士がピラティスを学ぶメリットをご紹介します。

また、ピラティスを学ぶ方法についても解説。

ピラティスについて知りたい理学療法士の方はもちろんのこと、ピラティスについて知りたい方や、理学療法士の仕事とピラティスの関係について知りたい方はぜひ最後までご一読ください!

 

ピラティスとは?

全身をゆっくりと連続的に動かすエクササイズが、ピラティスです。

ゆっくりと動くため、体力に自信のない方でも挑戦しやすいのが特徴のひとつ。

また、全身を動かすエクササイズのため、体力づくりや健康づくりに関心がある方に人気です。

ピラティスはもともと、第一次世界大戦中に負傷兵たちのリハビリとして考案されました。

そのため、身体に動かしづらい箇所があっても、老若男女問わず取り組みやすいエクササイズです。

 

理学療法士がピラティスを学ぶメリット6つ!

理学療法士がピラティスを学ぶと、次のようなメリットがあります。

  • 運動療法に活かせる
  • 支援の選択肢が広がる
  • 身体全体を見られるようになる
  • 精神面でもサポートできるようになる
  • 自宅での過ごし方も助言できるようになる
  • 就職や独立の可能性が広がる

1つずつ解説します!

 

メリット①運動療法に活かせる

理学療法士がピラティスを学ぶと、運動療法へ活かすことができます。

前述のとおり、ピラティスはもともとリハビリとして考案されたエクササイズです。

そのため、身体を動かしづらい方の運動療法にぴったりだと言えるでしょう。

ピラティスの知識・経験があると、運動療法の中で患者さんの健康づくりをサポートできます。

 

メリット②支援の選択肢が広がる

理学療法士がピラティスを学ぶメリットの2つ目は、支援の選択肢が広がるということです。

身体の痛みや不調の治療として、手技は非常に有効な手段のひとつです。

的確な箇所を押したり、もみほぐしたりすることによって、患者さんの痛みや不調は大きく改善するでしょう。

しかし、中には手技だけでは改善しきれない不調もあります。

そんなとき、ピラティスなどのエクササイズの知識があると、多角的な視点から患者さんの痛みや不調を改善できるようになります。

理学療法士がピラティスを学ぶと、治療の幅が広がり、よりスピーディーかつより効率的に不調を緩和できるでしょう。

 

メリット③身体全体を見られるようになる

理学療法士がピラティスを学ぶメリットとして、患者さんの身体全体を見られるようになるというものも挙げられます。

なぜなら、ピラティスは全身をしっかり動かすエクササイズだからです。

ピラティスでは、全身を大きく動かします。そして、このとき、常に自身の身体の状態や位置を意識するのがとても重要です。

そのため、ピラティスをすると、自分の身体の各部位が今どのような状態なのか、正しい位置におけているのか、といったことを感じられるようになります。

そして、自分の全身に対してしっかり認識できるようになると、患者さんの身体のことも「全身」を意識して見られるようになっていきます。

ピラティスを学ぶことによって、全身を関連づけて総合的な視点から不調を改善していけるようになります。

 

メリット④精神面でもサポートできるようになる

ピラティスを学ぶと、患者さんを精神面からもサポートできるようになります。

なぜなら、ピラティスは精神面にもよい影響を与えるエクササイズだからです。

ピラティスをはじめとした運動を行うと、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、幸福感に関係があるホルモンだといわれています。

ピラティスを行うとこのセロトニンが分泌されるため、気持ちが安定し、穏やかで前向きな気持ちになれるとされています。

また、ピラティスで重視されている「胸式呼吸」は交感神経を刺激するため、気分がすっきりしたりやる気が出てきたりする効果があるといわれています。

そのため、理学療法士がピラティスを学び、その知識や考え方を治療に生かすことによって、患者さんのメンタル面もサポートできるようになるのです。

 

メリット⑤自宅での過ごし方も助言できるようになる

理学療法士がピラティスを学ぶメリットには、患者さんの自宅での過ごし方も助言できるようになる、というものもあります。

なぜなら、ピラティスは生活の中に取り入れやすいエクササイズだからです。

ピラティスには大きく分けて「マットピラティス」と「マシンピラティス」がありますが、マットピラティスであれば、特別な道具も必要なく、いつでもどこでも取り組むことができます

そのため、患者さんが自宅でできる簡単な運動として、ピラティスのポーズや動きは非常に取り入れやすいでしょう。

患者さんの自宅での過ごし方や、自宅でできるエクササイズについて助言できるようになると、患者さんの痛みや不調をより効果的に改善していけるはずです。

 

メリット⑥就職や独立の可能性が広がる

理学療法士がピラティスを学ぶと、就職や独立の可能性が広がります。

ピラティスインストラクターには多数の民間資格があるため、資格を取得しておくと、就職時の履歴書や面接の中でアピールできます。

理学療法士とピラティスインストラクターという複数の知識・スキルをもっていると、貴重な人材として重宝されるでしょう。

患者さんからの信頼度もよりいっそうアップするため、独立した際にも役立つと考えられます。

 

ピラティスの資格について

ここでは、ピラティスの資格についてご紹介します。

 

ピラティスインストラクターの資格の種類

ピラティスインストラクターの資格には、大きく分けて2種類あります。

それは、「マットピラティス」の資格と「マシンピラティス」の資格です。

また、資格を発行している民間団体は数多く存在します。

ピラティスインストラクターの資格を取りたい場合は、自分にとってメリットの大きい団体を選ぶとよいでしょう。

 

ピラティスインストラクターの資格はかならず必要?

ピラティスを学ぶうえで、ピラティスインストラクターの資格はかならずしも必要なわけではありません。

なぜなら、ピラティススタジオへ通って自らピラティスに取り組むだけでも、ピラティスに関する知識は深まるからです。

ピラティスインストラクターの資格を取得するためには、一定以上の時間的・金銭的負担がかかります。

そのため、まずはピラティススタジオへ通って、ピラティスの考え方を体験してみるのもオススメです。

 

ピラティスを体験する方法2つ

ピラティスを体験する方法としては、主に次の2つが挙げられるでしょう。

  • ピラティススタジオへ通う
  • 通信教育で学ぶ

 

方法①ピラティススタジオへ通う

1つ目の方法は、ピラティススタジオへ通うことです。

ピラティススタジオでは、初心者から上級者まで、老若男女がピラティスを実践しています。

スタジオへ通うと、プロのインストラクターから直接教えてもらえるため、効率的にピラティスを習得していけます。

そのため、初心者の方や、ピラティスを効率的に学びたい方にはピラティススタジオへ通う方法がオススメです。

 

方法②通信教育で学ぶ

2つ目の方法は、通信教育で学ぶことです。

通信教育の中には、趣味でピラティスを実践するものから資格取得を目指せるものまでさまざまなものがあります。

また、自分の好きなときに学べるため、忙しい人にぴったりでしょう。

 

ピラティスを体験したいなら、「K Village Pilates」!

「K Village Pilates」は、東京都新宿区にあるピラティススタジオです。

新宿駅から徒歩約3分のところにあるため、お仕事や用事のついでに立ち寄れるのが大きな特徴。

また、ピラティスマットやウォーターサーバーも完備しているため、少ない荷物で通えます。

プロのインストラクターから丁寧に指導してもらえるため、しっかりとピラティスの基礎を身につけられます。

 

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