ダンサーがピラティスを取り入れる理由とは?ダンスへの6つの効果
この記事では、ダンサーがピラティスを取り入れることによる6つの効果をご紹介します。また、ピラティスとダンサーの歴史的関係もあわせて解説しています。
- 「ダンサーがよくやっているピラティスってなに?」
- 「ダンサーはピラティスをやったほうがいいの?」
- 「ピラティスをやるとダンスにどんな影響があるの?」
このような疑問をおもちの方へ向けて、この記事では、ダンサーがピラティスを取り入れるメリットを解説します。
そして、ピラティスとダンサーの意外な歴史的関係もご紹介。
この記事を最後まで読むと、ダンサーの中でピラティスを取り入れている人が多い理由を理解できるでしょう。ぜひご一読ください!
ピラティスとは?
ピラティスは、インナーマッスルの強化と姿勢改善によって、身体機能の向上を目指すエクササイズです。
ゆっくりとした動きを連続的に行うため、身体機能や身体の状態にかかわらず、どのような方でも取り組みやすいのが大きな特徴です。
ピラティスの歴史
ピラティスはもともと、リハビリとして考案されました。
第一次世界大戦の際、負傷した兵士たちの身体機能を回復させるべく、リハビリとして編み出されたのがピラティスなのです。
創始者のジョセフ・ピラティスは、幼いころから身体が弱く、さまざまなエクササイズや運動を試してきました。
その知見を活かして、ケガをしている負傷兵たちでも取り組めるようなエクササイズを考案したのです。
ピラティスとダンサーの関係
もともとは負傷兵たちのリハビリとして考案されたピラティスでしたが、その身体機能向上効果の高さが注目され、世界中に広まっていきます。
実は、ピラティスの効果に最初に注目したのが、ニューヨークのダンサーたちだったのです。
ダンサーたちは、ピラティスが高い身体機能向上効果をもっており、それが自分たちのパフォーマンス向上にも役立つことにいち早く気づきました。
そして、ニューヨークのダンサーたちから、ピラティスは一般へと広く知られていったのです。
そのため、ピラティスとダンサーは、実は歴史的に密接な関係にあるのです。
現在でもピラティスを取り入れているダンサーが多いのは、こういった歴史的経緯も関係あるのかもしれません。
ピラティスがダンスに与える6つの効果
ピラティスがダンスパフォーマンス向上に与える効果は、主に次の6つです。
- インナーマッスルを強化できる
- 姿勢を改善できる
- 柔軟性が向上する
- ケガの予防ができる
- リハビリができる
- アイソレーションが上達する
効果①インナーマッスルを強化できる
ピラティスで得られる効果の1つ目は、インナーマッスルを強化できるということです。
ピラティスは、身体機能を高める手段として、インナーマッスルの強化を重視しています。
インナーマッスルとは、身体の深部にある筋肉のこと。
インナーマッスルを鍛えると体幹がしっかりするため、軸のブレないダンスパフォーマンスを実現できるでしょう。
効果②姿勢を改善できる
ピラティスを取り入れると、姿勢を改善できるという効果もあります。
身体機能を高める手段として、ピラティスは、インナーマッスルの強化と並んで姿勢改善も非常に重視しています。
ピラティスで大切なのは、身体の各部位を正しい位置におくことです。
常に「正しい位置」を意識して動きやポーズを行うため、自然と姿勢が改善されていきます。
ダンスパフォーマンスにおいて、姿勢は非常に重要な要素のひとつ。
どれだけ素晴らしい振り付けを踊ったとしても、姿勢が悪ければ魅力は半減してしまいます。
そんなとき、ピラティスをとおして姿勢改善を行うと、ダンスパフォーマンスの魅力をいっそう高められるでしょう。
また、常に「正しい位置」を意識するピラティスに取り組んでいた影響で、ダンスの練習を行う際、振り覚えが早くなったというダンサーもいます。
効果③柔軟性が向上する
ピラティスに取り組むと、柔軟性が向上するというメリットもあります。
ピラティスは、全身をゆっくりと連続的に動かすエクササイズです。
そして、その中には、日常生活ではなかなかしないような動きやポーズもたくさんあります。
また、ダンスパフォーマンスの中でも動かしきれていない筋肉を動かすことも。
そのため、ダンサーがピラティスに取り組むと、柔軟性がよりいっそう高まっていくのです。
柔軟性が高まると、身体の可動域が大きくなり、できる動きの幅が広がります。
結果として、よりいっそう魅力的なダンスパフォーマンスにつながっていくでしょう。
効果④ケガの予防ができる
ダンサーがピラティスに取り組むとメリットとしては、ケガの予防ができるというものも挙げられます。
ピラティスをすると、筋力や柔軟性が向上します。
すると、次のような変化が起こります。
- 関節への負担が減る
- 身体を動かすのがラクになる
- つまづきや転倒の危険性が下がる
- 捻挫や肉離れ、関節炎の危険性が下がる
上記のような変化は、そのまま、ケガの予防に直結します。
このように、ピラティスはケガの予防にも役立つエクササイズなのです。
効果⑤リハビリができる
ダンサーがピラティスを取り入れるメリットとしては、リハビリができるというものもあります。
もちろん、すべてのダンサーはケガをしないように細心の注意を払っていますが、それでもケガをしてしまうときはしてしまいます。
そんなとき、ピラティスはリハビリとしても役立ちます。
ピラティスはもともと、負傷兵たちのリハビリとして考案されました。
そのため、ケガをしていて動かしづらい部位がある人にとっても、取り組みやすいよう設計されているのです。
どのような身体状態だったとしても、その人の現在の状態に合わせて、少しずつ身体機能を高めていけるのがピラティスです。
ケガをしてしまったときも、ピラティスをすることによって、再び身体機能を向上させていけるでしょう。
効果⑥アイソレーションが上達する
ピラティスをすると、アイソレーションが上達するという効果もあります。
なぜなら、ピラティスをすると身体感覚が鋭くなるからです。
ピラティスでは、「現在の身体の状態」に集中することが重視されます。
常に「自分の腕は今どこにおいているか」「ふくらはぎの筋肉はどれくらい伸びているか」といったことに集中するのです。
そのため、ピラティスを継続すると身体感覚が鋭くなります。
自分の身体の状態に集中する練習を続けているため、ピラティス中以外でも、「巻き肩気味になっているな」「足の筋肉は今かたくなっているな」といったことに気づけるようになるのです。
そして、身体感覚が鋭くなると、自分の身体のどの部位が今どうなっているのかということを的確に把握できるようになりますから、アイソレーションも上達していきます。
アイソレーションはダンサーの基礎的なスキルのため、アイソレーションが上達すると、ダンスパフォーマンスの魅力も底上げされるでしょう。
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