ピラティスの〈フロー〉って?フローピラティスの意味・効果をご紹介

コラム

ピラティスの〈フロー〉って?フローピラティスの意味・効果をご紹介

ピラティスに興味があって、情報収集しているときに気になるピラティスの〈フロー〉。
すでにピラティスをしていて、気になるようになった〈フロー〉というワード。

いったい、ピラティスの〈フロー〉とはなんなのでしょうか?

ピラティスのエクササイズをピックアップした雑誌の〈フロー〉というフレーズ。
インストラクターがよくいう〈フロー〉を意識するというフレーズ。
フレーズとしてではなく、〈フローピラティス〉といわれるものもあるようなのです。

実は、ピラティスの〈フロー〉はとても大切なこと。ピラティスの体幹、インナーマッスルといえるほど、根本的なことなのです。ピラティスの根本的な理論がわかっているだけでも、ピラティスで実感できる効果が違ってきます。

そこで今回は、ピラティスの〈フロー〉についてご紹介します。

ピラティスの〈フロー〉のために知っておきたい〈ポーズ〉

ピラティスは近代アメリカで絶大な支持を得ているエクササイズです。ジムトレーニングでは鍛えることができない、インナーマッスルをトレーニングするのに最適だといわれています。

インナーマッスルは肉体の〈コア〉にある筋肉です。このインナーマッスルが衰えていると、肉体を支えてる骨盤を筋肉でサポートできなくなるので、骨盤が正常に機能しなくなってしまいます。

骨盤がゆがむことで、ウエストがたるみがちになってしまいます。ウエストの脂肪の負担が腰にかかり、腰痛の原因にもなります。

本来であれば、インナーマッスルによって内側から引き締められるものですが、骨盤のゆがみで機能が不十分になると、ウエストのたるみにつながってしまうのです。

このピラティスでは【呼吸法】を前提に〈ポーズ〉をおこないます。ピラティスのポーズは様々です。ショルダーブリッジのように、ヒップラインに効果的なものもあれば、首筋から両肩までトレーニングできるスノーエンジェル、肩こりにも効果的なアッパーバックリリースなどなど……まだまだ、様々な効果を得られるポーズがたくさんあります。

ピラティスはこのポーズをおこなうことで、効果を実感していくものです。ひとつひとつのポーズを積み重ねていかなければ、効果を得られないのです。そしてこの〈ポーズ〉 こそが、ピラティスのフローについて理解するうえで大切な要素になります。

ジョセフ・ピラティスが大切にした〈フロー〉

ピラティスを提案したのは、第一次世界大戦の従軍看護師であった、ジョセフ・ピラティスです。負傷兵のリハビリを目的としたエクササイズがピラティスになりました。

アメリカ・ニューヨークのスタジオからはじまり、ブロードウェイダンサーから支持されたことを皮切りに、現在ではアメリカのみならず世界各国で効果があるからとたくさんの人々がピラティスに取り組んでいます。

そんなジョセフ・ピラティスが大切にしたのが〈フロー〉です。ピラティスは〈フロー〉のことを【滑らかな動き】といっています。さらに具体的にいうのであれば、【途切れないで動くこと】だといえるでしょう。そのため、スピード感をキープすることも重要になります。ピラティスの呼吸と動きを一致させるのです。

ピラティスではそれぞれのポーズを、途切れることなくおこないます。ひとつのポーズができたらおわり。はい、つぎのポーズ。これではいけないのです。別々のポーズであっても、ポーズとポーズはつながっていなければなりません。

このピラティスの〈フロー〉を実現するため、音楽にあわせながらテンポよくおこなう〈フローピラティス〉というものも増えてきています。

ピラティスの〈フロー〉のメリットとは?

ピラティスの〈フロー〉がいかに大切であるか、ピラティスの祖であるジョセフ・ピラティスは都度都度言及していました。では、ピラティスの〈フロー〉にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、そのメリットにフォーカスします。

ピラティスの〈フロー〉を意識することによって、まず頭からつま先まで、筋肉をあますことなく働かせることができます。筋肉が働くということは、筋肉を鍛えながら同時にほぐしているということです。バランスよく筋肉量をアップしながら、柔軟性をやしなうこともできるのです。

そして、ピラティスの〈フロー〉には集中力がアップするというメリットもあります。ピラティスのポーズをするごとに気を抜いてしまっては、集中力も持続しないでしょう。ポーズからポーズへと意識して移ることによって、想像以上に集中力を持続することができます。集中力がアップすることで、ピラティスの効果を得やすいともいえます。

ピラティスの〈フロー〉は日常生活にも変化をおよぼします。普段の何気ない挙措ひとつひとつに意識が向くようになります。それだけで、優雅な印象になります。それだけでなく、意識をすることで筋肉の働きも変わってきます。毎日の生活で筋肉量アップがのぞめます。

まとめ

ピラティスの〈フロー〉はジョセフ・ピラティスがエクササイズをするうえで、そして日常生活を送るうえで大切なことのひとつだといいました。ピラティスの効果を最大限に実感したいのであれば、ジョセフ・ピラティスのいうピラティスの根本を理解する必要があるともいえます。

ピラティスの〈フロー〉は、途切れることのない、流れるような動きのことをいいいます。言い換えると、ポーズからポーズへ移るときに途切れることがないということです。

この〈フロー〉を意識することによって、全身の筋肉をくまなく働かせることができるだけでなく、集中力のアップにもつながります。日常生活でも、ひとつひとつの動作に意識を持つようになるので、美しい挙措にもつながります。

Pilates Tokyo 新宿スタジオでは、ピラティスのインストラクターが〈フロー〉をはじめとした、ピラティスの根本的な理論まで、初心者にもわかりやすく指導しています。

まずは体験レッスンで、ピラティスの〈フロー〉への一歩を踏み出してみましょう。

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Pilates Tokyo 新宿スタジオは新宿駅・新宿西口駅・都庁前駅・西新宿から3分~5分で通えるので代々木や池袋・大久保からお越しの会員さんが多いのが特徴。出社前やお昼休み、そして帰宅前の大切な時間を駅近の都内最大級のピラティススタジオでピラティスをお楽しみください。
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