ピラティスで女性ホルモンは整う?更年期障害にも効果ありって本当?
この記事では、ピラティスと女性ホルモンの関係について解説します。また、ピラティスで更年期障害の症状を改善できるのかについても解説しています。
- 「ピラティスは女性ホルモンによい効果があるって本当?」
- 「ピラティスをすると更年期障害にもよい影響があるの?」
- 「更年期障害のツラい症状を少しでも緩和したい……」
このような疑問やお悩みをお持ちの方へ向けて、この記事では、ピラティスと女性ホルモン、更年期障害の関係について解説します。
ピラティスで更年期障害の症状がラクになるのか知りたい方や、更年期障害のツラい症状にお困りの方は、ぜひ最後までお読みください!
更年期障害とは?
更年期障害とは、40~50代ごろに女性ホルモンの分泌バランスが変化することによって、心身にさまざまな症状が現れることです。
主な症状には、次のようなものがあります。
- 疲れやすい
- 頭痛、めまい
- 肩こり、腰痛
- 体重が増える
- 尿漏れがある
- 手足が冷える
- のぼせ、ほてり
- 眠れない、眠りが浅い
- イライラする、気分が不安定になる
更年期障害は多くの女性を悩ませており、上記の症状が2~3つ以上ある人は対処が必要でしょう。
ピラティスで女性ホルモンは整うの?
結論から述べると、ピラティスは女性ホルモンを整えるのに効果があると考えられます。
なぜなら、ピラティスには自律神経やホルモン分泌を整える効果があるとされているからです。
ピラティスで重視されている胸式呼吸という呼吸法には、交感神経を刺激するはたらきがあります。そのため、ピラティスを生活の中で適切に取り入れると、自律神経が整いやすくなるといわれています。
そして、自律神経とホルモンには深い相関関係があります。そのため、どちらか一方が整うともう片方も整い、どちらかが乱れるともう片方も乱れてしまうのです。
ピラティスには自律神経を整える効果があるため、ピラティスで自律神経が整うと、女性ホルモンも自然と整ってくると考えられます!
ピラティスで更年期障害を緩和できるの?
結論から述べると、ピラティスには、更年期障害の諸症状を緩和する効果があります。
なぜなら、更年期障害の原因である女性ホルモンの乱れを改善できると考えられるからです。
また、更年期障害では、肩こり・腰痛や冷え、のぼせ、不眠、疲れやすさなどさまざまなツラい症状が現れますが、これらの症状はピラティスで改善できることが非常に多いです。
そのため、ピラティスは更年期障害の諸症状の緩和に大変効果的です!
ピラティスで緩和できる更年期障害の症状
ピラティスをすると、たとえば次のような更年期障害の症状を緩和できます。
- 疲れにくい身体になる
- 頭痛が和らぐ
- 肩こりや腰痛がラクになる
- 眠りが深くなる
- 気分が安定し、前向きになる
- 太りにくい身体になる
- 冷えやのぼせが改善する
1つずつ解説します!
①疲れにくい身体になる
ピラティスをすると、疲れにくい身体になるといわれています。なぜなら、ピラティスをすると体力や筋力が向上するからです。
ピラティスはもともと、第一次世界大戦中に負傷兵たちのリハビリとして考案されたエクササイズです。負傷兵たちの身体機能を回復させることが、ピラティスの当初の目的でした。
世界中に広まった現在でも、ピラティスは個々人の身体機能を向上させることを目的としています。
そのため、ピラティスをすると体力や筋力がつき、疲れにくい身体になるのです。
②頭痛が和らぐ
ピラティスをすると、更年期障害によるツラい頭痛を緩和できることがあります。
実は、更年期障害の症状に限らず、頭痛が発生するメカニズムについてはわかっていない部分が非常に多いです。
しかし、頭痛の原因として、ひどい肩こりや首こり、血行不良が関係していることもあります。
ピラティスをすると、身体の柔軟性が向上し、血行もよくなるため、更年期障害による頭痛が改善する場合があります。
③肩こりや腰痛がラクになる
ピラティスをすると、ひどい肩こりや腰痛を緩和できることもあります!
肩こりや腰痛は、多くの場合、筋肉のこりが原因です。デスクワークや家事などで長時間同じ姿勢をとっていると、筋肉がこり固まってしまい、違和感や痛みにつながるのです。
ピラティスは、全身をゆっくりと大きく動かすエクササイズです。そのため、ピラティスには肩こりや腰痛を改善する効果があるのです。
更年期障害による肩こりや腰痛も、全身の筋肉をほぐし、血行を促進すると、緩和されることがあります。
④眠りが深くなる
ピラティスには、睡眠の質を改善する効果もあります。
ピラティスは、全身をゆっくりと大きく動かすエクササイズです。見た目は優雅かもしれませんが、実は見た目以上にキツいエクササイズなのです!
そのため、ピラティスのレッスンを1つ終えるころには、全身にじんわりと汗をかいている人がほとんどです。
そして、ピラティスでしっかりと身体を動かして疲れさせると、夜にぐっすり眠れるようになるでしょう。
⑤気分が安定し、前向きになる
ピラティスは、メンタル面にもよい効果をもたらしてくれます。なぜなら、ピラティスをすると幸せホルモンが分泌されるからです!
ピラティスをはじめとした運動を行うと、セロトニンが分泌されます。セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、幸福感や気分の安定に関係があるホルモンだとされています。
ピラティスをするとこのセロトニンが分泌されるため、気分が安定したり、穏やかな気持ちになったりします。
更年期障害のツラい症状の1つに「原因不明のイライラ」や「情緒の不安定さ」がありますが、ピラティスをするとこのイライラや不安定さが緩和されると考えられます。
⑥太りにくい身体になる
ピラティスをすると、太りにくい身体になるというメリットもあります! なぜなら、ピラティスをすると代謝がよくなるからです。
代謝がよくなると、これまでと同じように日常動作を行うだけでも大きなエネルギーを消費するようになります。そのため、ピラティスをすると太りにくく痩せやすい身体をつくっていけるのです。
更年期障害では、体重の増加が気になってしまう人もいます。そんなとき、ピラティスをすると、身体が引き締まっていくだけでなく、太りにくくなるという効果も得られます。
⑦冷えやのぼせが改善する
ピラティスには、冷えやのぼせを改善する効果もあります。なぜなら、ピラティスをすると血行がよくなるからです。
ピラティスは、さまざまなポーズや動きを連続的に行うエクササイズ。1つのレッスンを終えると、全身にじんわりと汗をかいています。
そのため、ピラティスをすると全身に血流が巡り、血行がよくなります。更年期障害による冷えやのぼせも、ピラティスによる血行促進と自律神経の調整によって緩和されることが多いです。
ピラティスで更年期障害を緩和したいときのポイント
更年期障害緩和のためにピラティスを行う際には、次のようなポイントが大切です。
- 継続を大切に
- 自分のペースでムリなく
- 正しいフォームで
ポイント①継続を大切に
まず、ピラティスをとおして更年期障害の症状を改善したい場合は、継続することを大切にしましょう。
更年期障害は女性ホルモンの乱れによって引き起こされているため、症状の緩和のためにはゆっくりと時間をかける必要があります。
ピラティススタジオへ通えば、プロのインストラクターから丁寧に教えてもらえるため、初心者の方でも続けやすいでしょう。
「ピラティススタジオなんて、若い人が多いんじゃないの?」と不安な方は、コチラの記事をご覧ください!
ポイント②自分のペースでムリなく
次に、自分のペースでムリなく続けることも非常に重要です。
ムリをしてしまうと途中で挫折しやすく、継続するという目標を達成できないからです。また、それまで運動習慣のなかった人がムリをすると、怪我につながるおそれもあるでしょう。
ピラティスは、自分で負荷量を調整しやすいエクササイズです。できる範囲で楽しく身体を動かしましょう!
ポイント③正しいフォームで
最後に、ピラティスは正しいフォームで行うのが非常に重要です。間違ったフォームで行うと、効果が激減してしまうからです。
ピラティススタジオでプロのインストラクターに教われば、正しいフォームをしっかりと指導してもらえます。間違っていてもすぐに指摘してもらえるため、安心です。
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