マシンピラティスとは?
マシンピラティスとは?
ピラティスのレッスン風景をインスタにアップするなど、芸能人やモデルさん、韓流スターにまで大人気のピラティス。
ピラティスとはいったいどんなエクササイズなのでしょうか?
また、マシンピラティスと呼ばれるピラティスとマットで行うピラティスはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、ピラティスのマシンのご紹介も含めて、ピラティスについてご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
・ピラティスとは?
・マットピラティスとマシンピラティスの違い
・ピラティスのマシンについて
・まとめ
ピラティスとは?
ピラティスは、ドイツ人のジョセフ=ピラティス氏が発案したエクササイズです。ピラティス氏が第一次世界大戦時に収容された捕虜収容所で、負傷兵のリハビリのために作られました。立ち上がることが難しい負傷兵については、収容所のベッドを改良しリハビリ用の器具として利用しました。これがピラティスマシンの始まりです。ピラティス氏がベッドを改良して器具をつくってから約100年。そのころからほぼ変わらぬ形で今にいたります。戦争が終了し、ピラティス氏がドイツからアメリカに渡りNYでスタジオを構えた際は、家具職人が一台づつピラティスのマシンを手作りしていたようです。また、バレルやチェアなどの小型のマシンはピラティス氏自身が作ったと言われています。バレルであれば、酒樽を利用しエクササイズに役立てたのです。今では、様々なメーカーからピラティスのマシンや道具が開発・販売されています。特に、ピラティスの本場であるアメリカのBalanced Body社のマシンが有名です。
マットピラティスとマシンピラティスの違い
ピラティスがヨガと大きく異なる点は、インナーマッスルを鍛えることに重点を置いていることです。インナーマッスルとは、内臓や骨に一番近い筋肉の事です。下記が代表的なインナーマッスルになります。どれも、内臓や背骨を支える重要な筋肉です。
・腹横筋(内臓をくるっと「腹巻」や「コルセット」のようにくるんでいる筋肉)
・腹斜筋(脇腹の筋肉)
・骨盤底筋(内臓を下から支える筋肉)
・横隔膜(呼吸を司るドーム状の筋肉。しゃっくりが発生するところ)
・多裂筋(背骨についている細かい筋肉)
ピラティスでは、これらのインナーマッスルを効率よく鍛えていきます。インナーマッスルを鍛えることで、
・体幹の強化
・姿勢改善
・免疫力UP
・自律神経の調整
・パフォーマンス向上(使いやすい・動きやすい身体)
などを目指していきます。また、重力で縮みがちな背骨をインナーマッスルを使いながら、「曲げたり」「反らせたり」「ひねったり」することで背骨に刺激を与えることも、ピラティスの大きな特徴の一つです。
では、マシンピラティスとマットピラティスでは、鍛える筋肉や目的が変わるのか?というとそうではありません。どちらもピラティスレッスンであることには変わりはありません。また、どちらも身体への負荷(強度)という面でも変わりませんが、ピラティスのマシンが生まれた背景には、「動けない負傷兵のために寝たままで使える器具」という点があります。その点から考えると、リハビリ目的の方や筋力が弱った方はマシンを利用したピラティスの方が、より安全にケガの心配なくレッスンを受けられます。マットピラティスは、自分の体重を自分で支えながらエクササイズを行います。特に、腹筋をしっかりと使って体幹を安定させるため、健康な方がより健康になるために行うには非常に適したレッスンとなります。では、マシンピラティスはリハビリ目的の人しか使えないのか?と言えば、違います。マシンには、バネやストラップ、バーなどがついています。それらを使うことで、良り正確に、より簡単に強度を高めたエクササイズを行うことができます。また、マシンピラティスは、マットピラティスに比べてポーズのバリエーションが多く、どんな目的の方にもその方にあったメニューを提供することができます。
ピラティスのマシンについて
・リフォーマー
リフォーマーレッスン専門のスタジオがあるくらい、マシンピラティスと言えばリフォーマーのイメージをお持ちの方も多いかと思います。リフォーマーは、バネに繋がった可動式の台があり、その台の上に、寝たり、座ったりしながら、足や手でバネを伸び縮みさせて筋肉を鍛えます。鍛えにくいもも裏や内また、背筋、二の腕などを効率的に鍛えることができます。その使用方法は、今もなお改良され日々新しい使い方が開発されています。
・トラピーズテーブル
「キャデラック」という愛称で呼ばれることの多い、トラピーズテーブル。ピラティス氏が一時サーカス団にいたという経歴もあり、まるで空中ブランコのような部品(バー)が付いていたり、はたまたスパイダーマンのように、キャデラックにぶら下がったり、逆さになった状態でのポーズなどもあります。
・バレル
バレルは、ピラティス氏が大酒呑みだったため、その酒樽を使って作られたという話もあります。まさに、酒樽のようなカーブを持つ、日本人的な表現をすれば、太鼓橋のような形状のマシンです。こちらは、この上に覆いかぶさって身体をリフレッシュしたり、逆に、反り上がって背筋を鍛えたり、または、脇腹を鍛えたり、もも裏のストレッチに使ったりと、バリエーション豊富に使えるマシンです。
・チェア
その名の通り、ペダルがついた椅子型のマシンです。チェアに座って、足裏でペダルを押して使い股関節や足裏の筋肉強化に使われます。それ意外にも、チェアに背を向けて座り、チェアのペダルを手で押して背筋を鍛えたりとこちらのマシンも思いもよらない使い方をされます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今話題のマシンピラティスですが、様々なマシンがあることに驚かれた方もいるのではないでしょうか?グループレッスンでは使用できるマシンが限られてきますが、パーソナルレッスンであれば、すべてのマシンを使用し、その方にあった効率的な個別のメニューをご提案することも可能です。毎週レッスンに通うことが難しい方でも、その方にあったメニューを集中して行うことにより効率的にレッスンを行うことができるため、お身体への変化を感じていただけるはずです。
K Village Pilates 新宿スタジオではグループレッスン以外に、パーソナルトレーニングであるプライベートレッスンも承っています。インストラクターは、あなたにあった個別のメニューを考えだし、必要なマシンを総動員してレッスンを組み立てます。是非、一度マシンを使ったピラティスレッスンをご経験ください。新宿駅から徒歩3分K Village Pilates 新宿スタジオにてお待ちしております。
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