ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

コラム

ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

スポーツで筋肉痛になった経験は、性別や年齢に関係なく、一度や二度とはいわず、何度もあるのではないでしょうか。

おおよそ、これまでにないほど身体を動かした、普段とは違う身体の動かし方をした、そんなときに筋肉痛になるというのは、経験から想像するに難くないはずです。

では、ピラティスでは筋肉痛になるのでしょうか?海外セレブから韓国アイドル、国内の女性モデルにいたるまで、プロポーションのキープに取り入れているピラティスに興味を持っている女性はたくさんいます。スポーツ選手もトレーニングに応用しているとあって、男性からも注目されています。

これからピラティスをはじめるときに、筋肉痛になってしまうのだろうか。もしくは、すでにピラティスをはじめていて、筋肉痛にもならないし、きちんと効果が出ているのだろうかと気になっている場合もあるでしょう。

ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

そこで今回は、ピラティスと筋肉痛の興味深い関係についてご紹介します。

この記事の目次
・そもそも筋肉痛とは?
・ピラティスで筋肉痛にはならない
・ピラティスで筋肉痛になる場合
・まとめ

そもそも筋肉痛とは?

ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

身をもって筋肉痛を経験しているものの、そのメカニズムを知らないということがほとんどではないでしょうか。まずは、筋肉痛のメカニズムについて説明していきます。

一般的に指摘されるのは、筋繊維の損傷です。いきなり筋肉を動かしたり、筋肉を酷使したりすることによって、筋繊維がミクロ単位で損傷します。損傷部分を回復させるため、すぐさま白血球やリンパ球などが集まります。このとき、白血球やリンパ球を送るために、血管も膨張しているのです。

実際に、病院で骨折や筋断裂などの治療のために血液検査をおこなうと、白血球の数値が上昇します。これは風邪をひいたり、インフルエンザにかかったりしたときも同様です。

この白血球やリンパ球が損傷した細胞を分解していくと、炎症反応が起こります。これが、筋肉痛の原因です。炎症反応が起きたとき、プロスタグランジンといった物質が生み出されることで痛みにつながるのです。

また、脱水症状が起きていた場合、循環不全によって筋肉痛になることもあります。体内に蓄積された老廃物が筋肉の働きを妨げ、筋硬結という状態になってしまうのです。水分が不足しているために、体内の老廃物が循環しないことに起因します。

ピラティスで筋肉を酷使したり、普段は使わない筋肉を刺激したり、あるいは水分補給ができていないと、筋肉痛になるといえる結果です。

ピラティスで筋肉痛にはならない

ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

ピラティスで筋肉痛にならなかったというピラティスユーザーがいます。ですが、ピラティスによって体幹が鍛えられて、姿勢がよくなったり、ぽっこりお腹が改善されたり、さまざまな効果を実感しています。筋肉痛にならなくてもピラティスの効果を実感できるのはなぜなのでしょうか。

ピラティスではインナーマッスルを中心に鍛えていきます。一般的な筋トレでは表面の大きな筋肉しか鍛えることしかできません。自分自身の体重を支えるくらいのインナーマッスルがはじめからあるのなら、筋肉痛は引き起こされないといえるのです。

したがって、普段からピラティスではないトレーニングをしている、日常生活でインナーマッスルを効率的に働かせているのなら、筋肉痛になることはありません。

では、筋肉痛がないからといって、効果が得られないのかというと、そういうわけではありません。ピラティスではインナーマッスルの細かい筋肉までを動かしています。筋肉痛にならなくても、より細部の筋肉まで鍛えることができているのですから、インナーマッスルの強化によって様々な効果が得られるというわけです。

ピラティスで筋肉痛になる場合

ピラティスで筋肉痛になるの?ならないこともなることもある理由をご紹介

ピラティスで筋肉痛になるのは、アウターマッスルからインナーマッスルにいたるまでの筋肉量が少ない場合です。特に、ピラティスはインナーマッスルに働きかけるものなので、普段なら熱心に筋トレをしていたとしても、筋肉痛になることがあります。

ピラティスのプログラムによっても、身体にかかる負荷が違ってきます。マシンピラティスではより負荷がかかるので、これまでマットピラティスでは筋肉痛にならなかったとしても、いきなり筋肉痛になることもあるのです。

言い換えれば、ピラティスは自分自身の筋肉痛から身体にどのくらいの負荷がかかっているのかわかるので、パワーピラティスになってしまったときは、ゆるやかなプログラムで調整することもできるのです。これこそ、ピラティスの魅力のひとつだといえるでしょう。

また、筋肉痛になった場合、気を付けたいポイントがあります。筋肉痛になること自体に問題はありませんが、筋肉痛をかばいながらピラティスをすることには危険があります。筋肉痛をかばうことで、さらに他の筋肉を傷めてしまう場合があるのです。そのため、筋肉痛の程度をふまえて、ピラティスに取り組むことが大切です。

まとめ

ピラティスでは筋肉痛にならなくても、筋肉痛になったとしても、いずれにしても効果を実感できます。インナーマッスルの筋肉量の違い、あるいはパワーピラティスなのかという2つのポイントが、筋肉痛になるかならないかの分かれ道です。

筋肉痛にならないほどもともと筋肉量があっても、ピラティスでさらにインナーマッスルを鍛えることができますし、筋肉痛になってしまうほど筋肉量がないのであれば、筋肉をつけて様々な効果を実感していくといいでしょう。

Pilates Tokyo 新宿スタジオでは、ピラティスインストラクターの指導のもと、しっかりとインナーマッスルを鍛えていくことができるので、筋肉痛になってもならなくても、より効果を得ることができます。

まずは体験レッスンで、ピラティスの効果を実感してみましょう。

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Pilates Tokyo 新宿スタジオは新宿駅・新宿西口駅・都庁前駅・西新宿から3分~5分で通えるので代々木や池袋・大久保からお越しの会員さんが多いのが特徴。出社前やお昼休み、そして帰宅前の大切な時間を駅近の都内最大級のピラティススタジオでピラティスをお楽しみください。
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