ピラティスに効果的な時間帯は?1回何時間すればいいの?
この記事では、ピラティスを行うのにもっとも効果的な時間帯について解説しています。また、1回あたり何時間すればいいのかもご紹介します。
- 「ピラティスっていつやるのが一番いいの?」
- 「1回あたりどれくらいやればいいのかな?」
- 「ピラティスの効果をアップさせるコツを知りたい!」
このように考えている方へ向けて、この記事では、ピラティスを行うのにもっとも効果的な時間帯や、1回あたり何時間程度行えばよいのかについて解説しています。
それにくわえて、ピラティスの効果をアップさせるためのコツもご紹介します。
ぜひご一読くださいね。
ピラティスとは?
ピラティスは、身体機能の向上を目指すエクササイズです。
特徴としては、インナーマッスルの強化と姿勢改善、そして胸式呼吸を重視していることが挙げられます。
インナーマッスルとは、身体の表面部分ではなく深層部にある筋肉のことです。
インナーマッスルを鍛えると、正しい姿勢を維持できるようになったり、代謝がよくなったりとさまざまなメリットがあります。
また、身体の各部位を正しい位置におき姿勢改善を行ったり、胸式呼吸で交感神経を優位にしたりすることによって、身体機能の向上を目指していきます。
ピラティスは、ゆったりとした動きを連続的に行うエクササイズのため、どのような方でも自分のペースで取り組めるのが魅力です。
ピラティスに効果的な時間帯はズバリ、「朝」!
結論から言うと、ピラティスを行うのにもっとも効果的な時間帯は、朝だといわれています。
ピラティスは、交感神経を優位にし、身体を覚醒状態にするエクササイズです。
そのため、朝の時間帯ともっとも相性がよいのです。
しかし、実は、ピラティスにおいて時間帯はそれほど重要ではありません。
なぜなら、1日のうちどの時間帯に行っても、しっかりと効果を得られるからです。
ピラティスにおいて大切なのは、行う時間帯よりも頻度です。
いつ行うかより、理想の頻度で継続していくことが重要です。
ピラティスの理想的な頻度は、週2~3回程度だといわれています。
ピラティスを朝にすると得られる3つの効果
朝ピラティスを行うと、次のような効果を得られます。
- スッキリと目覚められる
- 朝のやる気が出る
- 夜の眠りが深くなる
効果①スッキリと目覚められる
1つ目の効果は、スッキリと目覚められるということです。
ピラティスでは、胸式呼吸を重視しています。
胸式呼吸とは、呼吸をするときに胸や肩が大きく動く呼吸方法のこと。
胸式呼吸をすると、交感神経が刺激されて身体が覚醒状態になります。
朝は、起きたばかりでまだまだ眠い時間。
そんなときにピラティスで交感神経を刺激すると、スッキリと目覚めることができるでしょう。
そのため、朝からしっかりと活動することができ、1日を有意義に過ごせるようになるはずです。
また、ピラティスで身体を動かすことによって、朝から身体がしっかり動かせるようになります。
効果②朝のやる気が出る
2つ目の効果は、朝のやる気が出るということです。
これにも、実は胸式呼吸が関係しています。
ピラティスによる胸式呼吸で交感神経が刺激されると、次のような変化が訪れます。
- やる気が出る
- 頭が冴えてくる
- 気分がスッキリする
交感神経が優位になると身体がリラックス状態から覚醒状態へ変化するため、上記のような変化が訪れるのです。
起きたばかりでやる気の出にくい時間帯にピラティスをすることで、朝からしっかりとやる気が出て、気分よく1日をスタートさせられるでしょう。
効果③夜の眠りが深くなる
3つ目の効果は、夜の眠りが深くなることです。
なぜ眠りが深くなるのかというと、朝からしっかりと身体が目覚めるからです。
朝ピラティスをすると、スッキリと目が覚め、身体がしっかりと動くようになります。
そのため、朝からしっかりと活動でき、日中に身体を疲れさせることができます。
そうすると、夜には身体が疲れているため、結果として眠りが深くなるのです。
また、朝のうちに交感神経が優位になっておくと、夜には副交感神経優位の状態へ自然と変わっていけることが多いです。
副交感神経は身体をリラックス状態にしてくれる自律神経のため、夜に副交感神経が優位になると、ゆっくりと眠ることができるでしょう。
ピラティスは、1回あたり「60分」程度がオススメ
ピラティスを1回あたりどの程度行えばよいのかというと、60分程度がオススメです。
なぜなら、60分程度のセッションによって、次のような変化が身体に訪れるからです。
- 全身にじんわりと汗をかく
- 身体がポカポカと温まってくる
- 身体が柔らかく動くようになってくる
- 筋肉に疲労を感じる(筋肉をしっかり使っている感じがする)
このような変化が訪れると、ピラティスの効果がしっかりと現れていると考えられるでしょう。
そのため、ピラティスは1回あたり60分程度行うのがオススメです。
ただし、ピラティスは1回あたりの時間が短くてもきちんと効果を得ることができます。
たとえば、1回あたり10~30分程度でもかまわないのです。
大切なのは、自分のペースでピラティスを継続することです。
そのため、たしかに60分程度のセッションが理想ですが、自分の生活習慣や身体の状態などに合わせて、自分に合ったペースで継続していくことが重要です。
ピラティスの効果をアップさせる3つのポイント
ピラティスの効果をよりいっそうアップさせるためには、次の3つのポイントに気をつけるとよいでしょう。
- 空腹時・満腹時は避ける
- 週2~3回で継続する
- 落ち着いて集中する
ポイント①空腹時・満腹時は避ける
まず、ピラティスを行う際は、空腹時または満腹時は避けるようにしましょう。
空腹時にピラティスをすると、消費カロリーが大きくなりすぎてしまい、身体に過剰な負荷がかかります。
反対に、満腹時にピラティスを行うと、気分が悪くなったり、消化不良を起こしたりしてしまいます。
そのため、空腹時または満腹時にピラティスをすると、身体に大きな負担を与えてしまい、ピラティスの効果も激減してしまいます。
また、体調を崩してしまう危険性もあります。
ですから、ピラティスをする際は空腹・満腹状態をどちらも避けるようにしましょう。
空腹状態なのであれば、ゆで卵やバナナ、おにぎり、プロテインなどで間食をとってお腹を少し満たしてください。
反対に満腹状態なのであれば、満腹が少し落ち着くまで時間をあけてからピラティスへ取り組むようにしましょう。
ポイント②週2~3回で継続する
次に、ピラティスは週2~3回で継続することが大切です。
ピラティスのもっとも理想的な頻度は、週2~3回程度だといわれています。
なぜなら、人の記憶が持続するのは72時間(3日間)程度だとされているからです。
また、週2~3回程度で継続すると、約1ヶ月で変化を感じ、2ヶ月で体型に変化が生じ、3ヶ月で大きな変化を実感できるようになると考えられています。
そのため、ピラティスは週2~3回程度で継続していくことが重要なのです。
ただし、理想の頻度を守ることより、「継続する」ことが重要ですから、初めは週1回程度からでもよいでしょう。
ポイント③落ち着いて集中する
最後に、ピラティスを行う際は落ち着いて集中することが大切です。
ピラティスでは、自分の身体が現在どのような状態かということに集中します。
現在の状態に集中し、自分の身体を感じることによって、より高い効果を得られるのです。
反対に、周囲の環境が整っていなかったり、意識が散漫になっていたりしたら、ピラティスの効果は激減すると考えられます。
そのため、ピラティススタジオなど静かで集中できる環境に身をおき、自分の身体の状態に意識を集中させるようにしましょう。
ピラティスの原則については、コチラの記事もご覧ください!
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