ピラティスは姿勢改善に効くの?腰痛や猫背への効果を解説!

コラム

ピラティスは姿勢改善のためのエクササイズとして非常に効果的といわれています。
姿勢改善によるメリットや、腰痛や猫背に対する効果についてご紹介します。

ピラティスが姿勢改善に効果的!といわれるわけ

姿勢の良い人は、立ち姿も身のこなしも美しいですよね。
美しい姿勢は見た目の問題だけでなく、実は健康のためにも非常に大切です。
ピラティスは姿勢を改善するのに効果的だといわれます。
その理由について、詳しく見ていきましょう!

インナーマッスルに働きかけるから

ピラティスは「インナーマッスル」に働きかけるエクササイズです。
特に体幹のインナーマッスル、つまり「コアマッスル」が鍛えられると、
背骨や骨盤、関節があるべき正しい位置に整えられます。

コアマッスルの筋力が高まると、体幹を全方向からコルセットのように支えてくれるので、
背骨が無理なく自然な曲線を描いて伸び、美しい姿勢を維持できるようになります。
ピラティスで体幹を鍛えることで、姿勢の改善を目指せるのです。

身体のバランスが整うから

悪い姿勢とは身体が歪んでバランスの崩れた姿勢です。
いつも同じ側の足を組む、同じ側の肩にカバンをかけるなど、
日常生活における様々なクセで身体の左右のバランスが崩れると姿勢が悪くなってしまいます。

ピラティスではインストラクターが、自分では確認しにくい身体のバランスを、
プロの目でチェックしてくれます。
身体の使い方の悪いクセを矯正し、背骨や筋肉のアンバランスな状態を正すことで
姿勢が改善されていくのです。

柔軟性が高まるから

ピラティスは一つ一つの小さな筋肉を意識し、自分でコントロールしながら動かすエクササイズです。
普段の生活では使わない細かい筋肉が鍛えられることによって、
可動域が広がり身体が柔軟に動かせるようになっていきます。

さらにピラティスでは背骨や骨盤など体幹を意識するエクササイズが多く、
コアマッスルが鍛えられるので、身体がしっかり支えられるようになります。
柔軟性が高まり、体幹が安定するので無理なく正しい姿勢でいられるようになるのです。

姿勢が悪いとどうなる?


悪い姿勢」は前後左右のバランスが崩れているため、身体の重心がずれて筋肉や関節に余計な負担がかかります。
余計な負担によって、身体にどのようなデメリットが生じてしまうのか見ていきましょう。

悪い姿勢がもたらす影響

姿勢が悪いと、次のようなデメリットがあると言われています。

  • ▲見た目の印象がだらしなくなる
  • ▲顔がたるみしわが目立つ
  • ▲肩こり・腰痛・頭痛などの不調
  • ▲疲れやすくなる
  • ▲集中力の低下
  • ▲お腹や背中の筋力の低下
  • ▲消化が悪くなる
  • ▲太りやすくなる
  • ▲自律神経が乱れる

特に悪い姿勢には次の4種類があります。

猫背 背中が丸くなってしまい首が前に出ている状態
反り腰 骨盤が前傾することで腰が前に反っている状態
巻き肩 肩が普通よりも前に出てしまっている状態
ストレートネック 首の骨が前傾したまま真っ直ぐになってしまっている状態、いわゆる「スマホ首」

悪い姿勢のままでいると、だらしなく見えるだけでなく、心身ともに多くの不調をきたします。
身体の不調では肩こり、腰痛、関節痛、頭痛、神経痛、しびれ、不眠、内臓機能の低下などが起こります。
また身体の不調がトレスとなり、メンタルの不調にも繋がってしまうのが恐ろしいところです。
長年の生活習慣で染みついてしまった悪い姿勢は、残念ながら自力ではなかなか直すことはできません。

ピラティスで姿勢改善をするメリット


姿勢の悪さは見た目だけでなく健康上の様々な悪影響を及ぼします。
ピラティスで正しい身体の使い方を学び、健康的な生活を手に入れましょう。

腰痛、反り腰の改善

腰が前に出て反っている「反り腰」は腰痛の原因にもなりやすく、
お腹の筋肉がゆるむためぽっこりお腹にもつながる、健康と美容の大敵です。
反り腰を起こす原因は、以下のように複数の筋肉が関係しています。

筋肉 位置 腰痛、反り腰への影響
腸腰筋 股関節前側の付け根から腰の背骨までをつなぐインナーマッスル 腸腰筋がかたくなると、骨盤と腰が前に引っ張られてしまう
多裂筋 背骨まわりののインナーマッスル 背骨の動きをコントロールする、腰痛予防に重要な筋肉で、ぎっくり腰や腰痛になった人は多裂筋が弱くなる
大臀筋・中臀筋 お尻周りの筋肉 デスクワークで座っている時間が長い人ほどお尻周りの筋肉がかたくなる
腹斜筋 肋骨から骨盤まで斜めに走る、脊骨を安定させて内臓を支える筋肉 反り腰になると腹斜筋が伸びて弱くなる

以上のように、反り腰になるとかたくなる筋肉もある一方、弱くなってしまう筋肉もあります。
ピラティスは、これらのかたくなった筋肉にストレッチをかけてほぐしていくので、反り腰の改善にたいへん効果的です。

また、反り腰で弱くなる多裂筋や腹斜筋は、体幹を曲げてねじる運動の時に働く筋肉です。
ピラティスでは体を起こしてねじることにより、これらの筋肉を刺激して弱くなった筋肉を鍛えることもできます。
ピラティスはストレッチや、筋肉への的確な刺激を組み合わせたエクササイズができるため、反り腰や腰痛予防に最適です!

猫背、ストレートネックの改善

猫のように背中が丸まっている「猫背」は「見た目が悪くなる」だけでなく「関節に負担がかかる」姿勢です。
また、猫背で骨盤が後ろに倒れてしまうと、バランスをとるために頭が前に出てしまい
ストレートネック」の原因にもなってしまいます。

猫背を放置して関節に負担がかかった結果、次のようなデメリットがあるといわれています。

  • ▲頭が前に出ることで肩こり・首こりになりやすい
  • ▲頭への血管や神経が圧迫されて頭痛になりやすい
  • ▲四十肩・五十肩になりやすい
  • ▲背骨周りの血流が悪くなって自律神経にも影響する
  • ▲骨盤や腰椎がずれてバランスが崩れるので、慢性的な腰痛になる
  • ▲内臓が圧迫されて呼吸が浅くなる
  • ▲全身の血流が悪くなりむくみやすくなる

猫背には「矯正ベルト」が市販されています。
一見良さそうなアイテムですが、矯正ベルトを長い時間つけていると矯正ベルトに頼り、
自分の筋肉で身体を支えない習慣がついてしまいます。
するとますます筋力が衰えて、猫背が進行してしまうでしょう。

また猫背改善に「整体」はどうかとお考えの方もいるかもしれません。
整体で歪みを整えても一時的なもので、すぐに戻ってしまいます。
自分の筋肉で支えることができないからです。

その点、筋力の強化ができるピラティスでは問題の原因である筋肉に働きかけ、
強くしなやかな筋肉を育てていくので、問題の根本的解決ができます。
猫背改善にはピラティス最適だといえるでしょう。

自律神経の調整

ピラティスとは、自律神経の調子を整えるのにも効果的です。

ピラティスでは全身のバランスを整え、背骨を自然に伸ばした本来の姿勢を取り戻すことができるため、
身体の循環も改善されます。
脳から背骨への循環が良くなることにより、自律神経の働きもよくなり、
さらに脳に十分な栄養を送る血行もよくなるのです。

ピラティスが自律神経を整える働きは、「呼吸法」と「インナーマッスルへの集中力」が関係しています。

ピラティスで行っている胸式呼吸は脳への酸素の量を増やし、交感神経を活発にします。
このため、ピラティスを行ったあとは頭がスッキリとしてくるはずです。
また、インナーマッスルに集中して頭を空っぽにすることで、
その間は悩みを忘れストレスをやわらげることもできます。

ピラティスで自律神経を整えると睡眠の質も上がり、身体のゆがみや疲れなどの不調を整えてくれます。
バランスの取れた身体になると、メンタルヘルスも改善され、ストレス解消にも繋がるでしょう。

姿勢改善にはピラティスまとめ

本記事ではピラティスと姿勢改善についてご紹介しました。
ここで紹介した内容をまとめます。

◎ピラティスが姿勢改善に効果的!といわれるわけ
◎姿勢が悪いとどうなる?
◎ピラティスで姿勢改善をするメリット

K Village Pilates新宿スタジオでは、セミプライベートレッスン(マット)
プライベートレッスン(マシン)を提供しています。

もちろん、初心者の方には、インストラクターが
ピラティスの基礎を丁寧に指導してくれるのでご安心ください。

まずは体験レッスンでピラティスに挑戦してみましょう。
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