ピラティスの目的はなに?ピラティスで得られる利点も解説!
この記事では、ピラティスの成り立ちを説明しながら、その目的を解説します。また、ピラティスの特徴や、ピラティスをすることで得られる利点もあわせてご紹介します。
- 「ピラティスってどういうエクササイズなの?」
- 「ピラティスの目的ってなに?」
- 「ピラティスで得られる利点って?」
このような疑問をもっている方へ向けて、この記事では、ピラティスの目的や特徴をその成り立ちとともに解説します。また、ピラティスをすることで得られる利点もご紹介。
最後まで読むと、ピラティスとはどんなエクササイズなのか、ピラティスをするメリットはなんなのかがわかります。
ピラティスの目的や特徴を知りたい方や、ピラティスを始めるかどうか迷っている方はぜひご一読ください!
ピラティスの目的とは?
ここではまず、ピラティスの成り立ちとともにその目的をご紹介します。
ピラティスは、リハビリのために生まれたエクササイズ
ピラティスは、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリとして考案されたエクササイズです。
考案者のジョセフ・ピラティスは子どものころから身体が弱く、さまざまなエクササイズやスポーツ、武道に取り組んできました。
そして、それらのさまざまなメソッドを組み合わせてリハビリとして編み出されたのが、ピラティスなのです。
ピラティスの目的は、身体機能を向上させること!
ピラティスの目的は、身体機能を向上させることです。
前述のとおり、ピラティスはもともと、負傷兵のリハビリとして考案されたものです。
そのため、もともとの目的は、ケガをして身体を動かしづらくなった人たちが再び身体を動かせるようになることでした。
その後、高いエクササイズ効果によって世界中へ広まっていったピラティスですが、その目的は今もなお変化していません。
ピラティスは、体力・筋力に自信がない方や運動習慣がない方でも、自分のペースに合わせて少しずつ身体機能を向上させていけるエクササイズなのです。
ピラティスの特徴は?
特徴としては、主に次の3つが挙げられます。
- インナーマッスルの強化
- 姿勢改善
- 胸式呼吸
1つずつ解説します。
特徴①インナーマッスルの強化
ピラティスでまず重視されているのは、インナーマッスルの強化です。
インナーマッスルとは、身体の深部にある筋肉のこと。
反対に、身体の表層部にある筋肉のことをアウターマッスルといいます。
インナーマッスルを鍛えると、内臓や骨を正しい位置でキープできるようになったり、正しい姿勢を維持できるようになったりと、たくさんのメリットが得られます。
また、インナーマッスルを鍛えることで、ボディラインの引き締めも期待できます。
特徴②姿勢改善
ピラティスで次に重視されているのは、姿勢改善です。
ピラティスでは、さまざまなポーズや動きを行いますが、このとき、身体の各部位を正しい位置におくことを重視します。
ポーズや動きを正しく行うことで、身体が正しい姿勢を覚えるからです。
そのため、ピラティスを行うと、猫背やストレートネックといった不良姿勢が改善され、正しい姿勢を維持できるようになります。
特徴③胸式呼吸
ピラティスでは、胸式呼吸も重視されています。
胸式呼吸とは、主に胸筋を使う呼吸法のことです。呼吸をする際に胸部が膨らんだりへこんだりするのが特徴で、通常、私たちが行っているのは胸式呼吸だといわれています。
胸式呼吸と同時によく語られる呼吸法として、腹式呼吸があります。
腹式呼吸は、主に腹部の筋肉を使う呼吸法のこと。呼吸の際に腹部が膨らんだりへこんだりするのが特徴です。
ピラティスでは、胸式呼吸を行いながらエクササイズを進めます。
胸式呼吸には交感神経を刺激するはたらきがあるため、気分がスッキリしたりやる気が出てきたりする効果があります。
ピラティスで得られる利点とは?
ピラティスで得られる利点としては、主に次の5つが挙げられます。
- 体力がつく
- 柔軟性が高まる
- 身体が動きやすくなる
- 肩こりや腰痛が改善する
- メンタルの調子もよくなる
1つずつ解説します。
利点①体力がつく
ピラティスで得られる利点の1つ目は、体力がつくことです。
ピラティスはもともと、負傷兵のリハビリとして考案されたエクササイズで、その目的は身体機能を向上させることです。
そのため、1人1人の身体機能に合わせて負荷量を調整しやすいという特徴があります。
ですから、自分のペースでムリなく運動を継続することができ、結果として、体力増進につながりやすいのです。
利点②柔軟性が高まる
ピラティスを行うと、柔軟性が高まります。
ピラティスでは、さまざまなポーズや動きを非常にゆっくりと、流れるように行っていきます。
その中には、普段行わないようなポーズや動きもたくさんあります。
そのため、ピラティスをすると普段動かさない部分を動かしたり、普段伸ばさない筋肉を伸ばしたりすることができます。
ですから、ピラティスをすると身体の柔軟性が高まっていくのです。
利点③身体が動きやすくなる
ピラティスをすると、身体が動きやすくなるというメリットもあります。
ピラティスではさまざまなポーズや動きを行うため、柔軟性が高まるとともに、筋力もついてきます。
そのため、身体の可動域が広がったり、できる動きが増えたりします。
「ピラティスを続けていくと身体が軽くなった」「日常動作がしんどくなくなった」という人は大変多いです。
利点④肩こりや腰痛が改善する
ピラティスの利点には、肩こりや腰痛が改善するというものもあります。なぜなら、ピラティスには姿勢改善効果があるからです。
ピラティスは、身体を正しい位置で維持することを非常に重視するエクササイズです。そのため、ピラティスを行うと不良姿勢が直り、正しい姿勢を維持できるようになっていきます。
実は、肩こりや腰痛といった不調は、不良姿勢が原因となっていることが非常に多いです。間違った姿勢をとり続けることで、肩や腰に過度な負担がかかってしまい、そこへコリが生じるからです。
そのため、ピラティスを行って正しい姿勢を維持できるようになると、肩こりや腰痛が改善するのです。
また、柔軟性や筋力がつくことも、肩こりや腰痛といった不調の改善に役立ちます。
利点⑤メンタルの調子もよくなる
ピラティスの利点として、メンタルの調子がよくなるというものも挙げられます。
なぜなら、運動をするとセロトニンが分泌されるといわれているからです。
セロトニンとは、幸せホルモンとも呼ばれている脳内物質の一種です。
セロトニンは精神の安定や幸福感に関わっているホルモンで、運動をすることでも分泌されるといわれています。
もちろん、ピラティスを行うことでもこのセロトニンは分泌されるため、精神状態が安定しやすくなります。
また、ピラティスで重視されている胸式呼吸は、交感神経を刺激するとされています。
交感神経が刺激されると気分がスッキリしやすいため、ピラティスはメンタル面にもよい影響を与えるといわれているのです。
生活にピラティスを取り入れて、楽しく健康な毎日を送ろう
ここまで、ピラティスの目的や特徴、ピラティスを行う利点をご紹介してきました。
ピラティスはもともとリハビリとして考案されたエクササイズのため、身体機能の向上を目的としています。
個人の身体機能に合わせて負荷量を調整しやすいので、体力・筋力や運動習慣に自信がない方でも、自分のペースでムリなく運動を楽しめます。
ピラティスを行うと、体力・筋力がついたり、柔軟性が高まったりするだけでなく、肩こりや腰痛が改善できたりメンタルが安定したりするなど、さまざまなメリットを得られます。
ぜひ、生活の中にピラティスを取り入れて、楽しく健康な生活を送ってみてはいかがでしょうか?
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