妊娠中でもできる!?マタニティピラティスのメリットと注意点

コラム

この記事では、マタニティピラティスのメリットと注意点を解説します。妊娠中にできる運動を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 「妊娠中でも運動したいんだけど、どんな運動ならしてもいいんだろう?」
  • 「マタニティピラティスは本当に安全なのかな?」
  • 「妊娠中のピラティスにはどんなメリットがあるの?」

このようなお悩みや疑問をお持ちの方へ向けて、この記事では、マタニティピラティスの安全性やメリットについて解説します。

同時に、マタニティピラティスを行う際の注意点もご紹介。

妊娠中にできる運動を探している方や、マタニティピラティスについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください!

 

妊娠中にピラティスをしてもいいの?

結論から言うと、「ピラティスは妊娠中に行ってもいい運動」です。

妊娠中は、お腹が大きくなり、体調にも変化が出るため、運動することに対して気が引けてしまいますよね。

しかし、体重管理や健康維持のために、「できればなにか運動をしたい!」と考える方は非常に多いです。

そんなときにオススメなのが、ピラティスです!

まずは、なぜピラティスが妊娠中にオススメなのかについて解説します。

 

ピラティスは妊娠中にオススメのエクササイズ

ピラティスは、「妊娠中に行っても大丈夫な運動」です。

その理由は、負荷量を自分で調節しやすいエクササイズだからです。

ピラティスはもともと、戦争で負傷した兵士たちのリハビリとして考案されました。

そのため、ケガや病気、妊娠などで身体が動かしにくい方でも、自分の身体機能や身体の調子に合わせて、少しずつ運動できるエクササイズなのです。

また、ピラティスは転倒や外傷のおそれが比較的低い運動のため、妊娠中でも安全に行いやすいといえます。

そのため、ピラティスは、「産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020」で、妊娠中に行う「好ましいスポーツ」として指定されています!

好ましいスポーツ
ウォーキング、エアロビクス、水泳、固定自転車、ヨガ、ピラティス、ラケットスポーツ

(引用:公益社団法人 日本産科婦人科学会、公益社団法人 日本産科婦人科医会「産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020」P.100)

 

16週~出産直前まで行える

ピラティスは、16週~出産直前まで行える運動です。

15週までは、身体の状況が安定していないため、運動は控えて安静にしましょう。

また、16週以降であっても、運動するにあたってはかならず主治医に相談してください。妊娠中の身体の状態は一人ひとり異なるからです。

どの時期であっても、主治医とこまめに相談し、自分の身体の調子を観察しながら、ピラティスを楽しみましょう!

 

マタニティピラティスの5つのメリット

マタニティピラティスには、5つのメリットがあります。

  • 体重管理に役立つ
  • 運動不足を解消できる
  • 腰痛を改善できる
  • メンタルが安定する
  • 出産がラクになる

ひとつずつ解説します!

 

メリット①体重管理に役立つ

ピラティスは、妊娠中の体重管理に役立ちます。なぜなら、ピラティスはしっかりと全身を使えるエクササイズだからです。

妊娠中は、体重管理がとても大変ですよね。体重が増加しすぎても減少しすぎても、お母さんと赤ちゃんの健康に影響を及ぼすため、細心の注意を払わなければいけません。

ピラティスは、一見ゆったりとした運動に見えますが、実際には全身をしっかりと動かせるエクササイズです。1回のレッスンが終わるころには全身に汗をかいていることも。

そのため、妊娠中の体重管理にぴったりの運動なのです!

 

メリット②運動不足を解消できる

ピラティスを行うと、妊娠中の運動不足を解消できます!

妊娠中は、大きなお腹や変化する体調が気になって、なかなか運動ができませんよね。

しかし、どんなときでも運動不足は健康によくないもの。筋力や体力が落ちると、日常生活がどんどんしんどくなっていくこともあります。

そんなとき、ピラティスであれば、ムリなく身体を動かすことができます。

自分のペースで負荷量を調節しやすいため、ツラい身体でもできる範囲で運動可能。

ピラティスで運動不足を解消し、筋力・体力を維持、向上しましょう!

 

メリット③腰痛を改善できる

ピラティスを行うと、妊娠中のツラい腰痛を改善できます。なぜなら、ピラティスはインナーマッスルの強化と姿勢改善が軸だからです。

妊娠してお腹が大きくなってくると、身体のバランスをとるために反り腰気味になってしまいます。

そうすると、腰へ大きな負担がかかり、腰痛の原因となります。

ピラティスをすると、インナーマッスルが鍛えられるため、腰をそらなくとも大きなお腹をしっかり支えられるようになります。

また、ピラティスをすると柔軟性が上がるため、反り腰によって凝り固まってしまった腰の筋肉がほぐれ、痛みの緩和につながります。

さらに、ピラティスを続けると姿勢改善もあり、骨が正しい位置へ戻るため、反り腰の改善に効果的です。

 

メリット④メンタルが安定する

ピラティスには、メンタルを安定させる効果もあります。ピラティスを含むさまざまな運動は、幸せホルモン(セロトニン)を分泌させるからです。

妊娠中は、精神面が不安定になりやすいですよね。ホルモンバランスの崩れがその原因だといわれています。

ピラティスなどの運動で身体を動かすと、幸せホルモンが分泌されるといわれています。

そのため、妊娠中で精神面が乱れやすい時期でも、心を穏やかに保ちやすくなります。

 

メリット⑤出産がラクになる

妊娠中にピラティスを行うと、出産がラクになる場合が多いです。ピラティスは、股関節の柔軟性向上や骨盤の安定に効果があるからです。

股関節が柔らかかったり、骨盤の可動域が広かったりすると、出産がラクになりやすいといわれています。出産には、股関節や骨盤が大きく関わってくるからです。

ピラティスには、全身の柔軟性を高めたり、骨盤の位置を安定させたりする効果があります。

そのため、妊娠中にピラティスを行うと、出産がラクになりやすいのです。

 

マタニティピラティスの3つの注意点

マタニティピラティスにはさまざまなメリットがありますが、同時に、注意点も存在します。

ここでは、注意点を3つご紹介します。

  • かならず医師の許可をとる
  • 仰向けやねじりのあるポーズは避ける
  • 激しい運動はNG

ひとつずつ解説します。

 

注意点①かならず医師の許可をとる

妊娠中にピラティスを行いたい場合は、始める前にかならず医師の許可をとりましょう。

妊娠中の身体の状態は、一人ひとり異なります。

そのため、自己判断ではなく、かならず専門医の判断をあおぐようにしましょう。

また、初めのころは運動しても大丈夫だったとしても、途中で体調が変わるということもあり得ます。

ですから、一度許可がおりたとしても、定期的に医師へ相談するようにしてください。

それにくわえて、自分自身で自分の体の状態をよく観察することも大切です。

少しでも変化や違和感が生じたら、すぐに運動を中断し安静にしましょう。

 

注意点②仰向けやねじりのあるポーズは避ける

マタニティピラティスでは、仰向けやねじりのあるポーズは避けてください。

なぜなら、仰向けやねじりは、腹部に大きな負荷がかかるからです。

ピラティスには、仰向けやねじりの姿勢を含まない、さまざまな動き・ポーズがあります。

ですから、仰向けやねじりを避けながらでも、じゅうぶんにピラティスを楽しめます。

腹部への強い負荷は避けつつ、楽しく運動しましょう!

 

注意点③激しい運動はNG

妊娠中にピラティスを行うなら、激しい運動はしないようにしましょう。

負荷が強すぎる運動は、妊娠中の身体によくない影響を及ぼすからです。

負荷量については、主治医とよく相談して決めるようにしましょう。

また、レッスン中に少しでも変化や違和感があれば、速やかに中断して安静にしてください。

 

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