アスリートも取り入れている!ピラティスがスポーツに与える効果とは
この記事では、アスリートや、スポーツを楽しんでいるすべての人にとって、ピラティスがどのような効果を与えるのかについて解説しています。
- 「アスリートがやっているピラティスってなに?」
- 「ピラティスはどんなエクササイズなの?」
- 「ピラティスはスポーツにどんなメリットがあるの?」
このような疑問をおもちの方へ向けて、この記事では、ピラティスとはなにかについて解説しています。
そして、ピラティスがスポーツに与えるメリットについても多数ご紹介。
この記事を最後まで読むと、さまざまなアスリートがピラティスを取り入れている理由がわかるでしょう。
ぜひ最後までお読みくださいね。
ピラティスとは?

ピラティスとは、もともとリハビリとして考案されたエクササイズです。
初めは、第一次世界大戦中に、負傷兵のリハビリとしてつくられたのがピラティスでした。
その後、ダンサーたちによってその身体機能向上効果が認められ、ピラティスは世界中へ広まっていきます。
ピラティスは、インナーマッスルの強化と姿勢改善によって、身体機能を高めていくことを目指すエクササイズです。
どのような身体状態の方でも自分のペースで身体機能を高めていけるため、ピラティスは、アスリートやダンサーにも取り入れられています。
ピラティスがスポーツに与える効果6選

ピラティスがスポーツに与える効果としては、次の6つが挙げられます。
- インナーマッスルを強化できる
- 柔軟性が向上する
- ケガの予防・リハビリができる
- 身体感覚が鋭くなる
- ほかのトレーニングと組み合わせられる
- メンタルが安定する
効果①インナーマッスルを強化できる
ピラティスがスポーツに与える効果としてまず挙げられるのは、インナーマッスルを強化できるということです。
インナーマッスルは身体の深部にある筋肉のため、身体を支える役割を果たしています。
インナーマッスルがしっかりしていると、体幹がブレにくくなるため、さまざまなスポーツにおいて動きやすくなるでしょう。
また、正しい姿勢を維持したり、正しいフォームで動いたりすることもしやすくなります。
効果②柔軟性が向上する
ピラティスがスポーツに与える効果として、柔軟性が向上するというものもあります。
ピラティスは、全身をゆっくりと連続的に動かすのが大きな特徴のひとつです。
身体の各部位を正しい位置におくことを重視しているため、身体をゆっくりと動かしながら常に「正しい位置」におくことが求められます。
そのため、普段はしないような動きをしたり、普段はおかない位置に身体の部位をおいたりするので、身体の柔軟性が大きく向上します。
柔軟性が向上すると、あらゆるスポーツにおいて、できる動きの幅が広がります。
腕が大きく上がるようになったり、足が大きく開くようになったりすると、スポーツをよりいっそう楽しむことができるでしょう。
効果③ケガの予防・リハビリができる
ピラティスをする効果として、ケガの予防・リハビリができるというものも挙げられるでしょう。
ピラティスをすると、次のような効果を得られます。
- 姿勢がよくなる
- 柔軟性が向上する
- インナーマッスルを鍛えられる
そして、上記のような変化は、すべてケガの予防に直結します。
特に、柔軟性の向上はケガの予防に大きな関係があります。
柔軟性が高まると、関節を痛めたり捻挫したりする危険性が低くなるからです。そして、身体の可動域が広がっているため、転倒などの危険性も低くなるでしょう。
また、インナーマッスルが鍛えられ、正しい姿勢を維持できるようになっていると、筋肉や関節を痛めるおそれを軽減できます。
それにくわえて、ピラティスはケガをしてしまった際のリハビリにも役立ちます。
なぜなら、ピラティスはもともとリハビリとして考案されたエクササイズだからです。
筋力・柔軟性の低い方や、身体の一部に動かしづらいところがある方でも、現在の身体状態に合わせて自分のペースで運動できます。
ケガはスポーツにつきもの。しかしピラティスをすると、身体機能を再び高めていくことができます。
効果④身体感覚が鋭くなる
ピラティスをすると、身体感覚が鋭くなるというメリットもあります。
なぜなら、ピラティスは「現在の身体の状態に集中する」ことを重視しているからです。
ピラティスでは、現在の自分の呼吸のあり方や身体のあり方に意識を集中させるエクササイズです。
自分の身体が今どのような状態なのか、どこにどの部位をおいているのか、といったことに常に意識を集中させます。
そのため、ピラティスをすると身体感覚が鋭くなっていきます。
「今日は太ももの裏がかたくなっているな」「昨日より肩の筋肉が柔らかいな」といったことに、一つひとつ繊細に気づけるのです。
そして、身体感覚が鋭くなると、スポーツをする際にも役立ちます。
なぜなら、自分の身体の状態を正確に把握できるため、正しいフォームや動き方の体得が早くなるからです。
また、自分の身体がいつもと比較してどんな状態なのかも把握できるようになるため、コンディションの調整やケガの予防にも一役買うでしょう。
効果⑤ほかのトレーニングと組み合わせられる
ピラティスは、ほかのトレーニングと組み合わせることによってより大きな効果を発揮します。
たとえば、多くのアスリートが取り組んでいるウエイトトレーニングには、筋肉をかたくしてしまいやすいというデメリットがあります。
そんなとき、ピラティスで柔軟性を向上させていけば、ウエイトトレーニングの弱点を補うことができるでしょう。
また、有酸素運動をして疲労がたまったところにピラティスをすると、アクティブリカバリーを実現できます。
ピラティスで低負荷の運動をすることによって、筋肉を休めることができるのです。
このように、ピラティスには、ほかのトレーニングのデメリットを補えるような特徴があります。
そのため、ピラティスをほかのトレーニングと組み合わせると、それぞれの効果をより大きくすることができます。
効果⑥メンタルが安定する
ピラティスには、メンタルを安定させる効果もあります。
ピラティスをすると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」という物質が分泌されます。
セロトニンが分泌されると、気分が落ち着いたり、ストレスが軽減したりするといわれています。
また、ピラティスでは胸式呼吸を重視しているため、ピラティスをすると交感神経が優位になり、気分がスッキリするという効果があります。
アスリートは、日々大きなプレッシャーと戦っています。試合前の緊張感は非常に大きいものです。
そのため、アスリートが実力を存分に発揮するためには、メンタルを安定させることが非常に重要なのです。
そんなとき、ピラティスをすると、メンタルが安定し、落ち着いて試合に臨めるようになるでしょう。
スポーツ別!ピラティスの効果・メリット

あらゆるスポーツに役立つといわているピラティスですが、競技によって発揮されるメリットの形は異なります。
単に「体幹が鍛えられる」というだけではなく、競技特有の動きや負荷に対してどのように作用するのかを理解することで、より効果的に取り入れることができます。
ここでは代表的なスポーツごとに、ピラティスがもたらす具体的な効果を解説します。
サッカー・バスケットボールなどの球技
サッカーやバスケットボールのように接触や急な方向転換が多い競技では、「軸の安定」がパフォーマンスを大きく左右します。
ピラティスで体幹の深層筋を強化すると、当たり負けしにくくなり、ジャンプや着地時のブレも軽減されます。
また、切り返し動作の際に身体の軸が安定することで、無駄な力みが減り、スムーズな動きが可能になります。結果として膝や足首への負担も軽減され、ケガ予防にもつながります。
球技においては「強さ」だけでなく「安定性」が重要であり、その土台をつくるのがピラティスの役割です。
ゴルフ
ゴルフは一見ゆったりとした競技に見えますが、スイングでは強い回旋動作と体幹の安定性が求められます。
ピラティスは、骨盤と胸郭のコントロール力を高めることで、スイングの再現性を向上させます。
飛距離アップだけでなく、毎回同じフォームで振れる安定感が高まることが大きなメリットです。また、左右差の改善にも効果的で、慢性的な腰痛の予防にもつながります。
ゴルファーにとってピラティスは、身体の使い方を整えるための“調整トレーニング”として非常に相性の良いメソッドといえます。
ランニング・マラソン
ランニングでは長時間にわたって同じ動作を繰り返すため、わずかなフォームの崩れが大きな疲労や故障につながります。
ピラティスは骨盤の安定性を高め、体幹から脚への連動をスムーズにすることで、効率的なフォームづくりをサポートします。
特に後半にフォームが崩れやすいランナーにとって、体幹の持久力向上は大きな武器になります。
呼吸を意識しながら行うピラティスは、ランニング時の呼吸効率向上にも寄与し、持久力アップにもつながります。
筋トレ・ボディメイク
筋力トレーニングを行っている人にとっても、ピラティスは有効です。
重さを扱う前に身体の軸を安定させることで、フォームの精度が高まり、狙った部位に正しく負荷をかけられるようになります。
また、関節の可動域を広げることで動作がスムーズになり、トレーニング効果の向上やケガの予防にもつながります。
アウターマッスルを鍛えるトレーニングと、インナーマッスルを整えるピラティスを組み合わせることで、よりバランスの取れた身体づくりが可能になります。
テニス・野球など回旋動作の多い競技
テニスや野球のように“ひねる動き”が多い競技では、体幹の連動性がパフォーマンスの鍵を握ります。
ピラティスは体幹と四肢の協調性を高め、力を効率よく伝える身体づくりをサポートします。
肩や股関節の可動域を高めることで、スイングや投球動作がスムーズになり、無理な負荷を減らすことができます。
単純な筋力強化ではなく、「力をうまく伝える身体」をつくる点が、ピラティスの大きな強みです。
ピラティスを取り入れているアスリート

有名アスリートの中にも、ピラティスを取り入れている選手は非常に多いです。
ここでは、4名のアスリートをご紹介します。
- クリスティアーノ・ロナウド選手(サッカー)
- ジミー・ロックレイ選手(アメフト)
- セリーナ・ウィリアムズ選手(テニス)
- 島村智博選手(フェンシング)
①クリスティアーノ・ロナウド選手(サッカー)
クリスティアーノ・ロナウド選手は、SNSの投稿やインタビューなどにおいて、ピラティスに取り組んでいることをたびたび公言しています。
サッカーは、ダイナミックさと繊細さの両方が求められるスポーツです。
ピラティスでインナーマッスルを鍛え、正しい姿勢を維持できるようにしておくことで、あらゆる動きに対応できるようになるでしょう。
②ジミー・ロックレイ選手(アメフト)
ジミー・ロックレイ選手は、インタビューにて、ピラティスを取り入れていることを明かしています。
アメフトは激しい身体接触を伴うスポーツですが、ピラティスでインナーマッスルを鍛え上げることで、接触に負けない身体づくりを行っていると考えられます。
③セリーナ・ウィリアムズ選手(テニス)
セリーナ・ウィリアムズ選手は、ピラティスをトレーニングメニューに取り入れているアスリートの一人です。
身体感覚を鋭敏にすることによって、素早い反応や複雑な動きを可能にしているのではないでしょうか。
④島村智博選手(フェンシング)
島村智博選手は、ピラティスに熱心に取り組んでいるアスリートです。
ピラティスをとおして身体感覚を鋭くするとともに、メンタルの安定化も行っていると考えられます。
なぜトップアスリートほどピラティスを取り入れるのか?

プロレベルのアスリートになるほど、求められるのは単純な筋力やスピードだけではありません。
すでに高い身体能力を持っているからこそ、「いかに効率よく動くか」「いかにケガをしないか」という視点が重要になります。
ピラティスは、その「最後の差」を生むトレーニングとして注目されています。
筋力ではなく「動きの質」を高められるから
トップアスリートはすでに十分な筋力を備えています。だからこそ、さらに重い負荷をかけるよりも、「力をどう使うか」が重要になります。
ピラティスは、身体のアライメントや関節の動きを細かくコントロールすることで、動作の質を高めるトレーニングです。
無駄な力みを減らし、必要な筋肉だけを正確に使えるようになることで、パフォーマンスの安定性が向上します。これは競技レベルが高いほど大きな意味を持ちます。
ケガをしにくい身体づくりができるから
ハードな練習や試合が続くトップアスリートにとって、最大の敵はケガです。
どれほど能力が高くても、試合に出られなければ意味がありません。
ピラティスは姿勢や骨格のバランスを整え、特定の部位に過剰な負担がかかる状態を改善します。
インナーマッスルの強化によって関節の安定性が高まり、慢性的な痛みや故障リスクを軽減できる点が、多くのアスリートに支持されている理由のひとつです。
競技力の「再現性」を高められるから
トップレベルでは、一度の良いプレーよりも「安定して同じパフォーマンスを出せること」が求められます。
ピラティスは呼吸と動作を連動させながら、身体の感覚を研ぎ澄ませていくメソッドです。
自分の身体を正確にコントロールできるようになることで、フォームの再現性が高まり、試合中のパフォーマンスのブレが小さくなります。
この「安定」”こそが、トップアスリートがピラティスを取り入れる大きな理由です。
フィジカルとメンタルの両面に作用するから
ピラティスは身体だけでなく、呼吸を通じて自律神経にも働きかけます。
試合前の緊張状態を整えたり、集中力を高めたりといったメンタル面への好影響も期待できます。
身体と心を同時に整えられるトレーニングは多くありません。
だからこそ、コンディショニングを重視するトップアスリートにとって、ピラティスは非常に合理的な選択肢となっています。
ピラティスはスポーツ選手のリハビリにも効果的!

スポーツ選手にとって、ケガは避けて通れないリスクのひとつですが、どれだけ配慮していてもケガをしてしまうのもスポーツ選手の宿命。そのため、「回復の速さ」だけでなく、「再発しない身体をつくれるかどうか」も大切なポイントです。
そこでピラティスです。
ピラティスは、単なる筋力回復ではなく、動きの質そのものを整えるトレーニングです。
そのため、競技復帰を目指すアスリートのリハビリ手段として注目されています。
なぜスポーツ選手のリハビリに向いているのか?
① 失われた体幹の安定を取り戻せる
ケガの後は、患部だけでなく身体全体のバランスが崩れていることが少なくありません。無意識にかばう動きがクセになり、別の部位に負担がかかるケースもあります。
ピラティスは深層部の筋肉を安全に再活性化し、身体の軸を安定させます。これにより、競技動作の土台となる体幹の安定性を取り戻すことができます。
② 関節への負担を抑えながら段階的に強化できる
リハビリ期にいきなり高負荷トレーニングを行うのはリスクがあります。ピラティスはコントロールされたゆっくりとした動作が中心のため、関節への過度な負担を避けながら機能回復を進められます。
特に膝・肩・腰といったスポーツ障害の多い部位に対して、安定性と可動性を同時に高められる点が大きなメリットです。
③ 「動作のクセ」を修正できる
多くのスポーツ障害は、フォームの崩れや左右差、過剰な代償動作が原因となっています。痛みが引いたとしても、その根本原因が残っていれば再発リスクは高いままです。
ピラティスは姿勢やアライメントを細かく調整し、本来あるべき身体の使い方に戻していきます。つまり「治す」だけでなく、「再発を防ぐ身体づくり」まで担えるのです。
回復から競技復帰、そしてパフォーマンス向上へ
ピラティスの強みは、リハビリで終わらない点にあります。
回復
↓
安定性の向上
↓
競技特有の動きへの適応
↓
パフォーマンス向上
この流れを段階的に構築できるため、競技復帰後のパフォーマンス低下を最小限に抑えることができます。トップアスリートがコンディショニングの一環としてピラティスを取り入れているのは、この“復帰後の差”を生むためです。
注意点
ただし、急性期の炎症や医師から安静指示が出ている場合は避けるべきです。また、自己流で行うと誤った動作が定着する可能性もあります。
スポーツ選手がリハビリ目的でピラティスを取り入れる場合、身体評価ができるインストラクターや医療と連携しているスタジオを選ぶことが重要です。
スポーツ選手のリハビリとピラティスに関するよくある質問

スポーツ現場では、ケガからの復帰や再発予防を目的にピラティスを取り入れるケースが増えています。ここでは、スポーツ選手や競技者から多く寄せられる疑問にお答えします。
Q:ケガをしてすぐにピラティスを始めても大丈夫ですか?
A:急性期の炎症や強い痛みがある場合は、まず医師の指示に従うことが最優先です。安静が必要な段階で無理に動くと、回復が遅れる可能性があります。
痛みが落ち着き、リハビリ段階に入ってからであれば、状態に合わせて軽度のエクササイズから取り入れることが可能です。不安がある場合は、医療機関と連携しているインストラクターに相談することをおすすめします。
Q:ピラティスは筋トレの代わりになりますか?
A:ピラティスは高負荷の筋力トレーニングの代替というより、「土台を整えるトレーニング」と考えるのが適切です。
インナーマッスルや身体のコントロール力を高めることで、その後の筋トレや競技練習の質を向上させます。筋力そのものを最大化するというよりも、効率的に力を発揮できる身体づくりを目的としています。
Q:どのくらいの頻度で行うと効果がありますか?
A:リハビリ目的の場合は、週1〜2回から始めるケースが一般的です。重要なのは回数よりも「継続」と「質」です。
状態が安定してきたら、競技練習と並行してコンディショニングの一環として取り入れることで、再発予防やパフォーマンス向上につながります。
Q:特定の競技に特化したピラティスは可能ですか?
A:可能です。ピラティスは基本原則をもとに、競技特有の動きに合わせたプログラム設計ができます。
例えば、回旋動作の多い競技であれば体幹の回旋コントロールを重視するなど、目的に応じたアプローチが可能です。競技復帰を目指す場合は、スポーツ経験のあるインストラクターに相談するとより効果的です。
Q:リハビリ後も続けるべきですか?
A:はい、継続することで再発予防とパフォーマンスの安定につながります。
リハビリ段階で整えた身体の使い方を維持し、さらに高めていくことで、競技力向上にも好影響を与えます。トップアスリートが継続的に取り入れているのは、この長期的なメリットがあるからです。
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※ケガをしている方は、かならず主治医の許可を得るようにしてください。



