ピラティスで柔軟性UPできるの?ストレッチと何が違うの?
ピラティスは身体が硬いとできないの?ピラティスで本当に身体が柔らかくなるの?そんなピラティスと柔軟性についての疑問と、ストレッチとの違いについてお答えします!
柔軟性を高めたい!ピラティスを習うメリットとは?
ピラティスを習うメリットは、美しく健康な身体になれることです。
ピラティスは「インナーマッスル」と呼ばれる深層筋のトレーニングです。
インナーマッスルをきたえることで柔軟性が高まり、
運動能力を高めたり体調そのものを整えたりすることができます。
特にピラティスでは脊椎周辺の筋肉と骨盤周辺の筋肉をきたえ、
柔軟性を向上させることができます。
身体の中心を通る筋肉の柔軟性が増すことは、
美しい姿勢やボディラインを維持するために非常に有効です。
ピラティスによって筋肉の柔軟性を高めることで、
美しく健康な身体を作っていくのです。
ピラティスの基本的な効果
ピラティスの基本的な効果には、次の5つがあげられます。
- ◎ダイエット効果
- ◎姿勢や歪みの調整
- ◎ボディラインの調整
- ◎運動不足の解消
- ◎メンタルの安定
よく「ヨガと似ている」といわれますが、
ヨガは瞑想や呼吸法で自分の心に向き合うのに対して、
ピラティスは身体の機能に働きかけ、改善を目指すという違いがあります。
ピラティスが向いている人とは?
ピラティスは、どんな人にも向いている運動です。
ピラティスは約100年前にドイツ人ピラティス氏によって、
第一次世界大戦の負傷兵のリハビリとして開発されました。
もともと医療行為であったピラティスは、
整形外科に通う腰痛のお年寄りにも適した運動です。
また体幹をきたえる運動として非常に有効なピラティスは、
オリンピックアスリートのトレーニングにも取り入れられるようになってきました。
身体に対する科学的な研究が進んできたことで、
ピラティスはあらゆる人に有効なエクササイズとして発展してきています。
ピラティスが向いている人とは、老若男女全ての人といっても過言ではありません。
ピラティスが身体が硬い人におすすめの理由
「身体が硬いので、ピラティスのポーズを取るのは無理なのでは?」
実はそう思う人ほど、ピラティスが向いているかもしれません!
なぜ身体が硬くなるの?
身体が硬くなる原因は、以下のような理由で同じ姿勢を続けていることです。
- ●運動不足
- ●デスクワークでの座りっぱなし
- ●ケガや病気での寝たきり
同じ姿勢でいると筋肉は疲労によって固まって、
関節の可動域もせまくなってしまいます。
固まった筋肉を動かすのは、ついおっくうになりがちです。
筋肉を使わないでいると、本来の機能が衰えて
筋肉の繊維が細く短くなってしまいます。
そんな生活習慣の繰り返しで、身体が硬くなってしまうのです。
身体が硬い人におすすめのピラティス
身体が硬くて不安な方は「マットピラティス」から始めるのがおすすめです。
マットピラティスは、床にマットをしいて行うエクササイズです。
流れるように体を動かしながら、自分の身体の重みもうまく使って
インナーマッスルをきたえることができます。
マットの上で呼吸法を意識しながら、骨盤の動かし方や背骨を意識して使い、
ゆがみやつまりを取っていく運動です。
体幹の強化、インナーマッスルへのアプローチができ、
全身を無理なくきたえることができるように作られています。
ピラティスで身体が柔らかくなるのはなぜ?
ピラティスで身体が柔らかくなる理由には、以下の3つがあります。
- ◎筋肉を3Dで動かす
◎筋トレとストレッチが同時にできる
◎脳に働きかけ柔軟性を高める
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう!
筋肉を3Dで動かす
ピラティスの特徴に、筋肉を色々な方向に3Dで動かすというものがあります。
筋肉は一方向だけではなく、3Dで立体的に動いています。
筋肉は色々な方向にねじれながら骨についていて、複雑な構造をしているためです。
その点からすると一方向に伸ばすストレッチ運動では、
筋肉を伸ばすのに十分な効果が得られない場合もあります。
しかし、ピラティスは多様なエクササイズによって、
3Dであらゆる方向に筋肉・筋膜を伸ばしていく運動なので、
身体を柔らかくすることができます。
筋トレとストレッチが同時にできる
体を柔らかくするためには「ストレッチ」だけでは不十分です。
筋肉をストレッチで伸ばしても、
それを維持するだけの筋力がなければすぐに戻ってしまいます。
ピラティスは、筋肉をしっかりストレッチし、
伸びた範囲の筋トレも同時に行うエクササイズです。
筋肉には「伸びる」と「縮む」の2つの動きがあります。
ピラティスは筋肉を伸ばすだけではなく、
しっかり縮める筋トレもするので、
最大限伸び縮みさせて筋肉を柔軟にしていきます。
そのため、安全に最速で身体を柔らかくすることができるのです。
脳に働きかけ柔軟性を高める
私たちの筋肉は「脳」でコントロールされています。
ピラティスでは、以下のアプローチで「脳」に積極的に働きかけます。
- ◎自ら身体を動かしコントロールする
- ◎自分の身体の動きをしっかり意識する
- ◎自分の身体を注意深く観察する
脳が筋肉と密接に連携し「筋肉を伸ばしても大丈夫」という指令を送ることで、
可動域が広がり身体が柔らかくなるのです。
身体が硬い人がピラティスを始める時に気をつけるべきポイント
身体が硬い人に最適なピラティスですが、
初心者には特に気をつけるべきポイントが3つあります。
- ◎がんばりすぎない
◎筋肉を意識する
◎良いインストラクターを選ぶ
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう!
がんばりすぎない
身体が硬いと、筋肉の動かせる範囲を超えて、
ついがんばりすぎて身体を動かしてしまいがちです。
しかし無理をしてしまうと、身体に負担をかけてしまい
怪我の原因になる恐れがあります。
また、無理をして不要な部分に力が入ってしまうと、
ポーズが崩れてねらった筋肉に刺激が届かない場合もあります。
最初から上手に身体が伸びなくても、
無理のない範囲でエクササイズをしていきましょう。
続けていくうちに柔軟性が増し、
できるようになってくるので心配ありません。
筋肉を意識する
ピラティスでは、細かい筋肉の一つひとつに
意識を向けながらきたえていきます。
そうすることで効率よく筋力と柔軟性を高めていけるからです。
でも、筋肉に意識を向けずになんとなくポーズを真似しているだけでは、
ピラティスの効果は半減してしまいます。
それでは身体の筋力や柔軟性は高まりません。
一つひとつの動きを丁寧に行い、
筋肉に意識を向けてエクササイズを行うことが大切です。
良いインストラクターを選ぶ
身体が硬い人は、良いインストラクターに指導を受けると良いでしょう。
独学では正しく筋肉に効いているのかを判断することは難しいですし、
間違ったやり方で怪我をしてしまうリスクも高いからです。
身体の硬い人ほど注意してピラティスを行った方がいいでしょう。
インストラクターに習えば、生徒一人ひとりの身体の状態に
細心の注意をはらいながら指導してもらえます。
怪我のリスクを避け、ピラティスの効果を最大限に得ることができます。
一人ひとりに寄り添って指導してくれる、
質の高いインストラクターのいるスタジオを選びましょう!
柔軟性を高めるピラティスまとめ
本記事では柔軟性を高めるピラティスについてご紹介しました。
ここで紹介した内容をまとめます。
- ◎ピラティスを習うメリット
- ◎ピラティスが身体の硬い人におすすめの理由
- ◎ピラティスで身体が柔らかくなるのはなぜ?
- ◎身体が硬い人がピラティスを始める時に気をつけるべきポイント
K Village Pilates新宿スタジオでは、マット(セミプライベート)レッスンと
プライベートレッスンを提供しています。
もちろん、初心者の方には、インストラクターが
ピラティスの基礎を丁寧に指導してくれるのでご安心ください。
まずは体験レッスンでピラティスに挑戦してみましょう。
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