ピラティスでヘルニアは治る?ピラティスが与える3つの効果

コラム

この記事では、ピラティスで椎間板ヘルニアが治るかどうかを解説します。ヘルニアの定義や、ピラティスがヘルニア緩和に与える好影響についてもご紹介します。

  • 「ピラティスをするとヘルニアが治るって本当?」
  • 「ツラいヘルニアの症状を少しでも緩和させたい……」
  • 「ヘルニアを治すために自分でできる運動ってなに?」

このような疑問やお悩みをもっている方へ向けて、この記事では、ピラティスがヘルニアにどのような効果を与えるのかを解説します。

記事を最後まで読むと、ピラティスはヘルニアに効くのか、ピラティスをするならなにに気をつければいいのかがわかります。

ツラいヘルニアにお悩みの方や、ピラティスがヘルニアに効くのかを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!

 

椎間板ヘルニアとは

ヘルニアとは、椎間板が飛び出して神経を圧迫してしまっている状態のことです。

椎間板は、背骨一つひとつの間にあり、通常状態ではクッションのような役割を担っています。

しかし、この椎間板がなんらかの理由によって背骨の間から飛び出してしまうことがあります。

そうすると、椎間板が神経に当たって神経を圧迫し、痛みを生じさせてしまいます。

症状は個人差が多く、痛みのほかにしびれを伴う人や、腰だけでなくお尻や下半身全体に痛み・しびれが生じる人もいます。

 

椎間板ヘルニアになる3つの原因

ヘルニアになる原因としては、主に次の3つが挙げられます。

  1. 生活・労働環境
  2. 遺伝
  3. 加齢

ひとつずつ解説します!

 

ヘルニアの原因①生活・労働環境

ヘルニアの原因としてもっとも多いのが、生活・労働環境です。

たとえば、次のような環境は、ヘルニアの原因になりやすいです。

  • 家事・育児・介護などで中腰の姿勢をとることが多い
  • 身体を使う仕事をしている
  • デスクワークが多い
  • 猫背や反り腰など、姿勢が悪い
  • スポーツをしている
  • 喫煙習慣がある

ヘルニアは、背中や腰に過度な負担をかけることで起きてしまう場合が多いです。

そのため、私生活や仕事で腰に大きな負担をかけている人は、ヘルニアになりやすいです。

また、喫煙もヘルニアの原因になるといわれています。

 

ヘルニアの原因②遺伝

ヘルニアになる原因として、遺伝も挙げられます。

実は最近の研究で、遺伝によってヘルニアが引き起こされる場合もあるのではないか、ということがわかってきています。

生活・労働環境に心当たりがない場合は、遺伝が原因かもしれません。

 

ヘルニアの原因③加齢

加齢によってヘルニアになる場合もあります。

なぜなら、椎間板は加齢によってすり減っていくことがあるからです。

年齢を重ねて椎間板がすり減ると、外へ飛び出しやすい状態になります。

そのため、若い人よりも年配の人のほうが、ヘルニアになるリスクは高いといえます。

 

【結論】ピラティスはヘルニア改善に効果的!その理由とは?

ピラティスがヘルニア改善に効果的かどうかというと、結論としては、非常に効果的です!

なぜ、ピラティスはヘルニアに効くのでしょうか。

ピラティスによってヘルニアの症状が改善される理由は、次の4つです。

  1. 不良姿勢を改善できるから
  2. インナーマッスルを鍛えられるから
  3. 身体の柔軟性が上がるから
  4. 負荷量を自分で調節できるから

ひとつずつ見ていきましょう。

 

ピラティスがヘルニアに効く理由①不良姿勢を改善できるから

まず1つ目の理由として、不良姿勢を改善できるから、ということが挙げられます。

不良姿勢とは、いわゆる「悪い姿勢」のことです。

具体的には、猫背やストレートネック、反り腰といった姿勢のことです。

不良姿勢を続けていると、背中や腰に負担がかかり、ヘルニアを引き起こしてしまいやすいです。

ピラティスでは、インナーマッスルの強化と姿勢改善を非常に重要視しています。

そのため、ピラティスをとおして、身体の各部位を正しい位置におく練習をすることで、少しずつ姿勢が改善していきます。

姿勢がよくなると、背中や腰に過度な負担がかからなくなり、ヘルニアも改善していきます。

 

ピラティスがヘルニアに効く理由②インナーマッスルを鍛えられるから

ピラティスがヘルニアに効く理由として、インナーマッスルを鍛えられるから、ということも挙げられます。

なぜなら、インナーマッスルが弱いと、不良姿勢に陥りやすいからです。

インナーマッスルとは、身体の表層部ではなく深部にある筋肉のことです。

このインナーマッスルが弱いと、身体を筋肉で支えられず、正しい姿勢を維持できません

その結果、猫背や反り腰といった、背中・腰に大きな負担をかける不良姿勢になってしまいます。

ピラティスは、インナーマッスルと姿勢改善を主軸としたエクササイズです。

ピラティスをとおしてインナーマッスルを強化すると、徐々に、正しい姿勢を維持できるようになっていきます。

そうすると、ヘルニアによる痛みもだんだんラクになっていきます。

 

ピラティスがヘルニアに効く理由③身体の柔軟性が上がるから

身体の柔軟性が上がることも、ピラティスによってヘルニアが改善する理由のひとつです。

ヘルニアになる人の多くは、背中・腰を中心に全身の筋肉がこり固まってしまっています。

多くの場合は、不良姿勢によって、背中・腰に過度な負担がかかっているからです。

そして、間違った姿勢のまま筋肉が固まると、筋肉がそのまま間違った姿勢をキープしてしまいます。

そこで大切なのが、柔軟性を高めることです。

身体が柔らかくなると、まず、間違った姿勢のまま身体が固まることがなくなります。

そして、背中や腰への負担も軽減されます。

そのため、ピラティスによって身体の柔軟性が上がると、ヘルニアの痛み・しびれが緩和されていきます。

 

ピラティスがヘルニアに効く理由④負荷量を自分で調節できるから

負荷量を自分で調節できる点も、ピラティスがヘルニア改善によいとされる理由のひとつです。

ヘルニアを治すために運動をしよう、と考える方は多いですが、運動がヘルニアを悪化させてしまうこともあります。

そして、運動によってヘルニアが悪化するのは、多くの場合、身体に過剰な負荷をかけてしまったからです。

ピラティスは、自分で負荷量を調節しやすいエクササイズです。

そのため、ヘルニアによる痛みを悪化させるリスクが非常に少ない運動だといえます。

痛み・しびれが生じていてもムリなく楽しめるのが、ピラティスの特長のひとつです。

特に、プライベートレッスンなら、周囲の目を気にすることなく、自分のペースで進めやすいです。

 

ピラティスは、ヘルニア以外の痛みにも効果的◎

ピラティスは、ヘルニア以外のさまざまな痛みにも効果的だといわれています。

たとえば、次のようなものです。

  • 変形性股関節症
  • 坐骨神経痛
  • 四十肩・五十肩

自分のペースで取り組めるピラティスは、さまざまな痛みの緩和に効果的です。

 

ヘルニア改善のためにピラティスを行う際の注意点

ピラティスは、ヘルニアを改善するために効果的なエクササイズです。

しかし、ヘルニアを改善するためにピラティスを行う場合、次の2点に注意する必要があります。

  1. 主治医に相談する
  2. ムリはしない

 

注意点①主治医に相談する

まず、かならず主治医に相談するようにしてください。

自己判断でムリに身体を動かすと、痛みを悪化させるおそれがあるからです。

また、症状の程度によっては、安静にするべき場合もあります。

そのため、ピラティスを行う前に、かならず主治医へ相談するようにしましょう。

 

注意点②ムリはしない

ピラティスを行う際にムリをしないことも大切です。

背中や腰に過度な負担をかけてしまうと、かえって痛みを悪化させることもあるからです。

ピラティスをしている最中、少しでも違和感が生じたら、中断して様子を見るようにしてください。

プライベートレッスンなら、生徒は自分1人だけなので、レッスンを中断しやすいです。

ヘルニア改善のためにピラティスをしたいと考えている方には、プライベートレッスンがオススメです。

 

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